東急とJR北海道が運行する観光列車「THE ROYAL EXPRESS ～HOKKAIDO CRUISE TRAIN～」の体験取材会が3月14日に行われ、横浜駅を発車して伊豆方面へ向かった。同列車は今年、計3つのプランを用意し、8～9月に計8回の運行を予定している。

  • 伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」。北海道クルーズの体験取材会が3月14日に行われた

「THE ROYAL EXPRESS ～HOKKAIDO CRUISE TRAIN～」は2020年に運行開始。札幌駅を発車した後、おもに道東エリアを周遊し、4日目に札幌駅へ帰着する行程となっている。

3年目となる今夏、新プランとなる3泊4日の「HOKKAIDO CRUISE LIMITED ～壮大な大地を感じる美しさ煌めく旅～」を追加し、8月5～8日、8月12～15日、8月19～22日に運行予定。8月11～15日、8月18～22日に4泊5日のプラン「銀鱗荘でのプレミアムな一刻」(前泊プラン)+「HOKKAIDO CRUISE LIMITED」も予定されている。北海道の醍醐味を感じられる3泊4日のプラン「HOKKAIDO CRUISE TRAIN」は、8月26～29日、9月2～5日、9月9～12日、9月16～19日、9月23～26日の運行を予定している。

  • 「THE ROYAL EXPRESS」の車内(撮影 : 吉谷友尋)

  • 車内で提供されたメニュー(撮影 : 吉谷友尋)

今回、北海道クルーズの旅や地域の魅力を体感してもらう機会として、伊豆観光列車「THE ROYAL EXPRESS」(伊豆急行2100系)で体験乗車取材会が行われることになった。北海道クルーズで楽しめる料理の一部が提供されるほか、音旅演出家・ヴァイオリニストの大迫淳英氏による演奏体験もあるという。プロジェクトリーダーを務める水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所主宰)も同乗する。体験取材会の列車は横浜駅を発車した後、JR東海道線など経由し、伊豆方面へ運行される。