俳優の賀来賢人と濱田岳が、4月スタートのTBS日曜劇場『マイファミリー』(毎週日曜21:00~)に出演することが5日、発表された。

  • 左から賀来賢人、濱田岳

嵐の二宮和也が主演を務めるこのドラマは、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていくストーリー。『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメントだ。

渦中の夫婦を演じる二宮と多部未華子に続き、このたび、賀来賢人と濱田岳の出演が決定した。彼ら4人が演じるのは、同じアパートで学生時代を過ごした親友4人。賀来は弁護士、濱田は元刑事をそれぞれ演じるが、彼らは、前代未聞の誘拐事件に立ち向かう夫婦の味方になるのか? それとも・・・。

日曜劇場出演は今回で3年連続となる賀来。『半沢直樹』(2020年)では優秀な証券マン、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では厚生労働省のエリート医系技官を好演した。今作で演じるのは、弁護士・三輪碧(みわ・あおい)。三輪は学生時代から何をやっても人よりでき、女性によくモテ、弁護士に。そして大手法律事務所に就職してからは結果も出してきた。いい加減だが世渡り上手。格好つけているが、その一方で根は優しい男だ。そんな人間くさい三輪を、賀来がどう演じるのか注目だ。

濱田は、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(2019年)に自身のラグビー経験を生かしてラガーマン役でゲスト出演。まさに体当たりの演技でドラマ終盤を盛り上げた。今回は初のレギュラー出演となる日曜劇場。濱田が演じるのは、明るく友達思いの元刑事・東堂樹生(とうどう・いつき)。学生時代は奨学金で大学に通い、自炊に徹していたため料理の腕はピカイチ。卒業後は警察官になり、実直な働きぶりが評価されて順調に出世。しかし、現在は警察を辞め警備会社で働いているという役どころだ。

同世代で活躍する4人の俳優がどのようなエンターテインメントを生み出すのか。警察には頼らずに夫婦で誘拐犯と戦うという決意に、三輪は弁護士として力を貸すのか? 東堂は元刑事として助言するのか?

賀来と濱田のコメントは以下の通り。

■賀来賢人
3年連続で日曜劇場に出演させていただけることにご縁を感じています。今作の『マイファミリー』はドキドキする題材のドラマであり、初共演のキャストの方も多く、個人的にとてもワクワクしています。誘拐事件をどう解決するかというスリルもありますし、それを取り巻く人間模様が感情を揺さぶってくる。そんなスリリングな人間ドラマが台本に詰まっています。視聴者の皆様を良い意味で裏切れる作品になっているなと感じつつ、どのような展開が生まれるのかが想像できない部分もありますので、僕も皆様と一緒に楽しみたいと思います。

■濱田岳
日曜劇場に出演できるということは、いち俳優としてとても光栄なことです。そして、共演の方々に同年代が多く、そんな皆さんとお話を進められるというのは、感慨深く、とてもうれしく思います。『マイファミリー』は題名の通り、ホームドラマでありながら、サスペンスの要素もあるという対極なワードが混ざったドラマです。演じる上でとても難しいと感じていますが、同時にやりがいのあるドラマであるという風にも感じています。生みの苦しみを乗り越えていけば、満足いただけるドラマになるのではないかと思っています。

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