俳優の北村匠海が、日本テレビ系スペシャルドラマドラマ『名探偵ステイホームズ』(4月3日・10日22:30~)で、地上波ドラマ初主演を務めることが22日、明らかになった。

  • 北村匠海=日本テレビ提供

このドラマは、実家の子供部屋から出ない“子供部屋おじさん”相田アタル(北村)が、人並み外れた検索能力を駆使してネット探偵となり、部屋から一歩も出ずに事件を解決するサスペンスコメディー。

制作のきっかけは、2020年6月に放送・配信したスペシャルドラマ『ダブルブッキング』。コロナ禍の制作で、PC画面を全体的に使った大胆な映像構成に国内外から評価され、イギリスの制作会社・Envision Entertainment社と日テレの同じチームで、ドラマ企画の共同制作プロジェクトがスタートした。今後、海外を舞台に各国の“在宅探偵”を主人公にした続編も計画されている。

コメントは、以下の通り。

■北村匠海
イギリスとの共同開発ドラマと聞いて、規模感が全く想像できませんでしたが、今回は世界へ発信するという企画のお話を頂けて嬉しいです。
日本のTVドラマが海外へ繋がって行く、というワクワク感があります。
日本から始まってイギリスへバトンを渡すので、気合が入ります!
日本っぽいコメディー要素やハラハラ感が漂う、日常を彩ってくれる作品です。
個性豊かなキャラクターの世界にどっぷり浸って頂き、ご一緒に推理して、同じ空間を味わって頂ければと思います。

――アタルのキャラクターについて
えげつないですね(笑)このサーチング能力!
アタルは芸能人のSNSでの何気ない一言や、身につけている物から真実をみつけるのですが、自分はどちらかというと暴かれる側の立場ですので・・・気を付けようと思いました(笑)

――演じてみて思ったことは?
日本の芝居の良さがすごく詰まっている作品なので、これがイギリス版になった時に、どういう風になるのだろう、という事も想像しながら演じました。
モニター越しでのリモート撮影など、今回挑戦的な事もあるので、視聴者の皆さんも新しいドラマ体験ができると思います。ぜひ楽しみにしていて下さい!

■脚本・森ハヤシ氏
ほぼ家から出ないで作った「ダブルブッキング」という作品が、イギリスの制作会社の目に止まり、ほぼ家から出ないで脚本を共同開発して、できた作品です。
しかも主人公は、ほぼ家から出ません。ほぼ家から出ないで、お楽しみ頂けるとありがたいです。

■演出・水野格氏
この作品は、意外とステイホーム生活を満喫してる人が僕の周りにいた事から思いつきました。
主人公は小さな自分の部屋から世界を巻き込む大事件と向き合う。
世界が遠隔で繋がった今だからこそ生まれた作品です。
劇中、色んな手がかりが隠されてますので主人公と一緒に推理して楽しんでください!