相模鉄道は、2022年3月12日に土休日ダイヤ、3月14日に平日ダイヤを見直すと発表した。相鉄・JR直通線の列車もダイヤを見直し、土休日の上り6本・下り8本、平日の下り8本において相鉄線内の列車種別を変更するとしている。

  • 相鉄・JR直通線用の車両12000系

相鉄・JR直通線の列車はおもに新宿~海老名間で運転され、平日・土休日ともに朝の一部列車が埼京線武蔵浦和・大宮方面へ乗り入れる。JR線内は途中の各駅に停車(埼京線を快速・通勤快速として運転する列車は除く)し、相鉄線内は特急または各停として運転されている。

ダイヤの見直しにともない、土休日の上りは現行の海老名駅9時13分発・9時18分発・20時20分発・20時40分発・21時0分発・21時31分発の6本(すべて海老名発新宿行)を種別変更。9時台の2本は相鉄線内の種別を入れ替えた上で時刻も変更し、ダイヤ見直し後は海老名駅9時6分発の各停、海老名駅9時24分発の特急として運転する。20時台以降の4本のうち、相鉄線内を特急として走る3本は海老名駅の発車時刻を繰り上げて同駅20時12分発・20時32分発・20時52分発とし、相鉄線内の種別を各停に変更。残る1本は海老名駅の発車時刻を繰り下げて同駅21時44分発とし、相鉄線内の種別を現行の各停から特急に変更する。

土休日の下りは現行の羽沢横浜国大駅10時11分発・12時42分発・13時12分発・13時42分発・14時12分発・14時42分発・17時14分発・23時54分発の8本(すべて新宿発海老名行)について、相鉄線内の種別を各停から特急に変更する。

平日は下りのみ8本の種別を変更(平日の上りは変更なし)。現行の羽沢横浜国大駅9時2分発・10時22分発の2本(ともに海老名行)は相鉄線内の種別を特急から各停に変更し、羽沢横浜国大駅を9~10時台に発車する列車をすべて各停とする。現行の羽沢横浜国大駅12時42分発・13時12分発・13時42分発・14時12分発・14時42分発の5本については、相鉄線内の種別を各停から特急に変更。羽沢横浜国大駅23時54分発の下り最終列車も、相鉄線内の種別を各停から特急に変更する。

  • 相鉄・JR直通線を走行するJR東日本の車両E233系

これらの変更により、平日・土休日の下りにおいて、日中時間帯にも相鉄線内を特急として走る列車が設定されるほか、羽沢横浜国大駅を17時台以降に発車するすべての列車が相鉄線内を特急として走ることになる。相鉄・JR直通線では、他にも平日朝に海老名発武蔵浦和行で運転される上り1本の行先を変更。ダイヤ見直し後、海老名駅6時47分発の大宮行(相鉄線内は特急)として運転される。