JR四国は25日、高松駅北側で計画している高松駅ビル(仮称)の外観デザインを決定したと発表した。デザインコンセプトは「瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ」。2023年度下期の開業を予定している。

  • 北東側完成予想図(現時点でのイメージ図)

  • 駅前広場側完成予想図(現時点でのイメージ図)

高松駅ビル(仮称)は、既存棟の玉藻城をイメージした外観デザインを陸のイメージととらえ、新設する商業棟に瀬戸内海のイメージを映し、高松の海と陸のつながりを表現する。中央コンコースが陸と海をつなぐ新しい高松の玄関口となり、地域の人々や駅利用者、さらには全国および世界各地から多くの人々を迎え、送り出すとしている。

新設される商業棟は地上4階・鉄骨造りとされ、1~3階は商業施設、4階は屋外広場などに活用される予定。駐車場棟は地上4階地下1階・鉄骨造りとされ、地下1階から地上1階まで約385台駐輪できる駐輪場、2~4階を約160台駐車できる駐車場とする。