JR東日本東京支社は20日、常磐線の開業125周年を記念した取組みについて発表した。記念ヘッドマーク車両の運行、JR東日本「撮り鉄コミュニティ」常磐線ポスター掲出、常磐線駅キャラスタンプラリーの開催、常磐線開業125周年記念商品の販売など実施する。

  • ヘッドマーク掲出イメージ(提供 : JR東日本東京支社)

「常磐線開業125周年記念ロゴ」のデザインを用いたヘッドマークは常磐線快速の車両E231系1編成に掲出。1月25日から常磐線の品川~取手間、成田線の我孫子~成田間で運行され、春頃までの運行を予定している。

松戸エリアに勤務する社員を対象にロゴデザインの募集を行い、常磐線各駅停車の運転を担当する綾瀬運輸区社員がデザインしたロゴを採用。ロゴにデザインされた常磐線の文字の色は常磐線快速・常磐線各駅停車の車両から着想を得ており、常磐線の未来がさらに華々しいものとなることを願って花やリボンのモチーフを入れ、125周年にふさわしいエンブレム型にデザインしたという。

  • ヘッドマークのイメージ(提供 : JR東日本東京支社)

JR東日本「撮り鉄コミュニティ」の会員へ「常磐線のある景色」をテーマに写真を募集し、優秀作品に選ばれた写真をポスターにして常磐線沿線の駅に掲出する取組みも実施。掲出期間は2月10日から3月31日まで。常磐線の上野~取手間各駅と土浦駅、友部駅、水戸駅、勝田駅、東京駅、品川駅などに掲出される。

「常磐線 駅キャラスタンプラリー」は、常磐線沿線の駅キャラクターのスタンプを集めてまわる。エリアごとに3駅のスタンプを集めると、各エリアのゴール駅で「オリジナルシール」、全9駅のスタンプを集めると最終ゴール駅の取手駅で「オリジナル巾着」(なくなり次第終了)がプレゼントされる。開催期間は3月18日から4月15日まで。対象となる駅は、北千住エリアが北千住駅(ゴール駅)、南千住駅、亀有駅、松戸エリアが松戸駅(ゴール駅)、金町駅、新松戸駅、取手エリアが取手駅(ゴール駅)、柏駅、我孫子駅となる。

  • JR東日本「撮り鉄コミュニティ」常磐線ポスター(イメージ)

常磐線開業125周年記念商品は、かつて常磐線で運行した懐かしの「赤電」や駅名標のキーホルダー、JR東日本社員が写真提供とデザイン作成を行ったクリアファイルなど、常磐線開業125周年を記念した常磐線グッズを「NewDays」「NewDays KIOSK」で販売する。なお、アクリルキーホルダー(駅名標)は、駅名標に表記された駅にある店舗のみでの取扱いとなる。