「THE HIRAMATSU 京都」は、「南座」での人気歌舞伎公演と宿泊がセットになった特別プランを1月13日より限定数にて先行販売する。

  • 左から「南座」(©松竹)、「THE HIRAMATSU 京都」

2021年に「九月南座超歌舞伎」「吉例顔見世興行」にて実現し、好評だったという「南座」と「ひらまつ」の特別企画。今回は若手花形による舞台とスモールラグジュアリーホテル「THE HIRAMATSU 京都」での宿泊がセットになった特別プランを提供する。

  • (左より)中村 壱太郎、中村 隼人、中村橋之助、中村米吉、坂東巳之助 (©松竹)

南座にて行われる舞台は「三月花形歌舞伎」。演目1部は、青年旗本と腰元の身分を越えた純愛を描く「番町皿屋敷」。家宝の皿を割ったことがもとで、女が祟るという有名な皿屋敷伝説を、近代の恋愛物語に仕立てた新しい形の作品だという。

2部は踊りが苦手な男が身分の高い女性に惚れ、困った末に大一番を演じる「芋掘長者」。十世坂東三津五郎が新たに振りをつけ、平成17年に歌舞伎座で45年ぶりに復活させた作品だ。

出演者は坂東巳之助(2代目)、中村壱太郎(初代)、中村米吉(5代目)、中村隼人(初代)、中村橋之助(4代目)ら。

  • 明治に建てられた呉服屋の意匠を残す、正面玄関

また、今年3月に開業2周年を迎える「THE HIRAMATSU 京都」は、築120年を超える京町家を保存・再構築した、スモールラグジュアリーホテル。

京都の中心地にありながら、29ある客室のすべてが54平米以上と、ゆったりとした造りが特徴だ。建物に一歩踏み入れた瞬間から、時代を感じる柱や梁、京町家の美しい佇まいが訪れる人を迎えてくれる。

  • 力強い梁と穏やかな竹林が、唯一無二の空間を創り出す「リストランテ ラ・ルーチェ」のダイニング

館内にはイタリア料理レストランと割烹を併設。吟味して仕入れた、地元や近隣の上質な食材を使った「ひらまつ」の美食を楽しめるそうだ。

なお、本プランの販売期間は1月13日～1月31日、宿泊期間は3月2日～3月13日となっている。プランは、「素泊まり／1日目午後の部 観劇＋宿泊(食事なし)」「朝食付／1日目午後の部 観劇＋宿泊(朝食付)」「夕・朝食付／2日目午前の部 観劇＋宿泊(夕食・朝食付)」の3種類から選択可能。価格は日によって異なるため、予約ぺージを参照とのこと。