――充実の2021年になったかと思いますが、お二人にとってどんな年になりましたか?

屋敷:だいぶ働き方の変化が大きかったですね。自分らの番組をこんなにさせてもらえるなんて思ってなかったです。一番変わったし、一番忙しい年になりました。

――『キングオブコント』は2022年も決勝に進出されましたが優勝は叶いませんでした。今回の大会はどんな経験になりましたか?

屋敷:最下位だったので悔しいですね。

嶋佐:もう一度出られたことはよかったですけど。ファイナリストが仲いい友達ばかりで。

屋敷:だから悔しいというのもありますけどね。

――今回の経験を今後にどう生かしていこうと考えていますか?

嶋佐:生かすというより、ああいう流れだったかって。別のネタだったらよかったなという思いです。

――大会後に、松本人志さんから「俺にネタ選ばせろや」と言われたそうですね。

屋敷:気にかけてくださったうれしいです。

嶋佐:ありがたいですね。

――松本さんに気にかけてもらえる存在になったのは、何かきっかけがあったのでしょうか?

屋敷:ご飯行かせてもらってとかではなく、賞レースでという感じです。あと、番組でご一緒させていただくときにお話しさせてもらっています。

――最後に、2022年の意気込みをお願いします。

屋敷:今やっている番組をなるべく続けて、もっと大きくできたらなと思います。2クール限定で終わることが決まってるものもありますが。

嶋佐:自分たちがやらせてもらっている番組をより太くしていきたいです。コロナが落ち着いたら、旅行をしたり、仕事以外も充実させてたいです。

■ニューヨーク
嶋佐和也(しまさかずや)と屋敷裕政(やしきひろまさ)によるお笑いコンビ。2010年に結成。東京・ヨシモト∞ホールでは長らくファーストクラスのメンバーとして劇場の中心を担う。2019年1月に開設したYouTubeチャンネルでは企画動画と共に「ニューヨークのニューラジオ」が人気を博している。2020年の『キングオブコント』で準優勝した。