ミュージシャンの岡崎体育が9日、都内で行われたTBS系日曜劇場『DCU』(1月16日スタート、毎週日曜21:00~)の試写会&舞台挨拶に、主演の阿部寛らとともに登壇した。

  • 岡崎体育

TBSと海外プロダクションが共同で制作する本作は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマで、水にまつわる事件・事故とそこに隠された謎に迫るウォーターミステリー。「DCU」は、Deep Crime Unit(潜水特殊捜査隊)の略称で、海上保安庁に新設された水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団。隊長・新名正義を阿部寛、新名とバディを組むダイバー・瀬能陽生を横浜流星が演じる。

日曜劇場初出演の岡崎が演じるのは、DCUのダイバー・森田七雄(もりた・ななお)。森田はお調子者で冗談を言って場を和ませるDCUのムードメーカー的存在。潜水能力も高く波や風への知識も豊富で、水中ドローンなどメカの操作にも長けているという何でもできる男だ。本作に出演するために、岡崎はダイビングのライセンスを取得し、17キロの減量にも成功。また、役作りの一環で短髪にした。

岡崎は「見つかっちゃったなって感じがしますね。いい演技をするなということが見つかっちゃいました。アジアNo.1俳優の道が開けてしまったなという感じがしています」と話して笑いを誘い、「現場に毎日行くのが本当に楽しみで、みんなとおしゃべりしながら和やかな感じでやっているんですが、本番になるとみんな顔が変わってメリハリがあってすごく楽しいです」と現場の様子を語った。

撮影で過酷なことを聞かれると「僕にとって一番過酷なときは、撮影と撮影の合間の休憩時間」と回答。「めちゃくちゃおいしそうな差し入れがいっぱいあるんですよ。でも、衣装部の人には『もうこれ以上太らないでくれ』って怒られていますので。阿部さんとかすごいおいしそうなプリンとか差し入れしてくれるんですけど、僕は見ることしかできない。これ以上太れないので」と話した。

阿部らから、差し入れを食べていたことを暴露されると「言わないでくださいよ」と慌て、さらに、中村が「リバウンドが激しい」と言うと、岡崎は「撮影始まるまでに17キロ痩せたんですけど、差し入れがうますぎて10キロ戻っています。差し入れとの勝負です」と明かした。

試写会&舞台挨拶は、東京、アメリカ・ロサンゼルス、カナダ・モントリオールをリモートでつなぎ3カ国同時開催。横浜流星、中村アン、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、有輝(土佐兄弟)、市川実日子も登壇した。