JR美祢線利用促進協議会は、長門湯本温泉まち、日本旅行山口支店、JR西日本と連携し、長門湯本温泉で開催される冬のイベント「音信川うたあかり 2022」に合わせ、災害復旧10周年を迎えた美祢線を「○○のはなし」車両で運行する特別列車「長門湯本温泉うたあかり号」を企画。2022年2月3・4日に運行すると発表した。

  • 「○○のはなし」車両による特別列車を美祢線経由で運行

特別列車「長門湯本温泉うたあかり号」は、観光列車「○○のはなし」が普段運転されない美祢線などを特別に貸切運行する1泊2日のツアーとして発売。2月3日の往路は新山口駅駅から山陽本線を走行し、厚狭駅から美祢線など経由して仙崎駅・長門湯本駅まで運行される。2月4日の復路は長門市駅・長門湯本駅から美祢線経由で走行し、厚狭駅から山陽本線経由で新山口駅まで運行される。

列車には美祢線復旧10周年を記念したヘッドマークを掲出。往路は美祢市住みます芸人「快盗スズメ」「ウッチィ」のアテンドで美祢線沿線を案内するほか、沿線市町の名産品も用意される。車内では長門湯本温泉の冬の風物詩「うたあかり」に関連したあかりのモチーフ作り(無料)や、観光列車「○○のはなし」をもとに長門おもちゃ美術館が制作した木製列車のおもちゃを限定販売。途中停車する仙崎駅では、「金子みすゞ記念館」の館長が特別に案内するとともに、ギャラリーにて金子みすゞの美しい詩の世界を音と光で体験できるとのこと。

ツアーの申込みは12月28日14時から開始しており、全国の日本旅行店舗にて受け付ける。JR往復料金と宿泊1泊2食付きで、新大阪駅発着が3万4,500円から、広島駅発着が2万1,700円から、博多駅発着が2万500円から、小倉駅発着が1万7,900円からとなっている。