近畿日本鉄道は10日、大みそかから元旦にかけて終夜運転(一部路線は除く)を行うとともに、年末年始に臨時列車を運転すると発表した。大阪・名古屋から伊勢方面へ「ひのとり」を利用した臨時列車も運行される。

  • 近鉄が大みそかの終夜運転を実施。「ひのとり」の臨時列車が伊勢方面へ運行される

この年末年始、近鉄は「ひのとり」に乗って初詣に出かけてもらいたいとの思いを込め、終夜運転では初めて「ひのとり」の臨時列車を設定。大阪・名古屋から伊勢方面へそれぞれ3往復運転し、快適性を追求した移動空間が楽しめる「ひのとり」で気持ちの良い新年を迎えてほしいとのこと。

終夜運転で「ひのとり」を使用する臨時特急列車は、大阪から伊勢方面が大阪難波駅0時0分発・1時0分発・2時0分発(いずれも宇治山田行)の3本、伊勢から大阪方面が五十鈴川駅2時35分発・3時35分発車(ともに大阪難波行)と五十鈴川駅4時7分発(大阪上本町行)の3本、名古屋から伊勢方面が近鉄名古屋駅0時0分発・1時0分発車・2時0分発(いずれも宇治山田行)の3本、伊勢から名古屋方面が五十鈴川駅2時4分発・3時4分発・4時4分発(いずれも近鉄名古屋行)の3本となる。

  • 大阪上本町~信貴山口間の臨時準急に掲出される行先表示看板

来年は寅年であることから、寅と縁の深い「信貴山朝護孫子寺」への利便性向上のため、年明けから大阪上本町~信貴山口間で臨時準急を運転。寅のイラストが入った行先表示看板を掲出する。なお、12月30日から1月3日まで土・休日ダイヤで運転。12月31日から1月3日までの特急券は12月17日10時30分から販売開始する。