テレビ朝日系バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』がきょう13日(18:56~)に放送される。

  • 左から早川在彦くん、市川猿之助=テレビ朝日提供

今回は、日本を代表する伝統芸能・歌舞伎に魅せられた小学5年生の博士ちゃん・早川在彦くんが登場する。3歳で歌舞伎にどハマりして以来、舞台や動画で鑑賞した歌舞伎作品は100作以上。自宅では隈取りメークで過ごすほど、歌舞伎一色の生活を送っている。中でも在彦くんが興味を持っているのは、舞台美術や衣装。将来は、歌舞伎の舞台の裏方となって絵を描きたいという。

授業では「歌舞伎は総合芸術。最高のエンターテインメント」と力説する在彦くんが、歌舞伎界の常識をぶっ壊したハチャメチャ演出に注目し、名シーンの数々をひも解いていく。大人気コミック『ONE PIECE』を歌舞伎化した『スーパー歌舞伎II ワンピース』では、主人公・ルフィの腕が伸びる攻撃技“ゴムゴムのピストル”をどのように完全再現したのか。俳優が見得を切った瞬間に客が発する声援“大向こう”は、コロナ禍でどう変わったのか。舞台上にスカイツリーが登場する衝撃クライマックスとは――など、歌舞伎について知らない人も楽しめる斬新なステージ演出を取り上げる。

さらに今回は、博士ちゃんが歌舞伎座の裏側に潜入し、大好きな俳優・市川猿之助と対面。実は番組スタッフに「猿之助さんは早替りもスゴイ! 演出効果も素晴らしい」と“猿之助愛”を度々熱く語っていた在彦くん。彼の熱意を伝えたところ、特別に歌舞伎座の舞台裏取材を快諾してくれた。

当日、自作の質問メモを手に歌舞伎座を訪れた在彦くん。公演を終えたばかりの猿之助と緊張の対面を果たし、直接聞いてみたいと思っていた舞台の秘密について質問。猿之助の早変わりが話題となった「蜘蛛の絲宿直噺」(くものいとおよづめばなし)をはじめとする人気演目の小道具や舞台セットなど、在彦くんが常々疑問に感じていたことを猿之助にぶつけていく。

その情熱に感心した猿之助が、歌舞伎の背景画を描く職人の作業場に連れて行ってくれることに。背景画を間近で見せてもらった在彦くんは大興奮するが、その背景にも歌舞伎ならではの秘密が隠されていることが判明。最後には、将来歌舞伎の世界で働きたいと話す在彦くんに猿之助からメッセージが。憧れの存在からのエールに、在彦くんは「ずっと歌舞伎を好きでいたい! ……必ず!」と感激する。はたして猿之助はどんな言葉を送ったのか。