King & Princeの永瀬廉が、11日に放送されたラジオ番組『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送/毎週木曜23:30~23:45頃)に出演。先月29日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の思い出話を明かした。

同作で、ヒロイン・百音の幼なじみ“りょーちん”こと、若き漁師の及川亮を演じた永瀬。「『おかえりモネ』が最終回を迎えましたね。みーちゃんと結ばれましたよね。最終回もさ、僕が船を買って、船の上で“行くぞー!”みたいな。みんなそれぞれの道を歩んでいくという形やったんですけど」と最終回を振り返り、「『おかえりモネ』に出演できたことは、一生の財産になるというか。長く向き合ったからっていうのもあるかもしれないけど、本当に非常に大きな財産になったなって」と感慨深げに語った。

最終回では、百音に「おかえり、モネ」と声をかけるシーンもあったが、「台本を読んだとき、ちょっとうれしかったもんね。俺が言えるんやって。完パケもらってから、亮が“おかえりモネ”って言ってるシーン、何回かリピートしたもんね(笑)。だって、タイトルを言わせていただけるって、相当すごいことやなって思ったからうれしくて……。おじいちゃんおばあちゃん孝行ができたかなって思いますね」と、重要な役割を担った“タイトル回収”シーンを回顧。

また、共演者の坂口健太郎から、「りょーちん、先週と今週めちゃいいね」というメールが届いたことを明かした永瀬。撮影で一番思い出に残っているシーンは、最終週で坂口と話し込むシーンだったそうで、「あまり面識がない状態で、亮があそこまで吐き出せるのはやっぱりすごいなって思うし。言ってくれる言葉に後押しもされてるから。モネに手を振るシーンとかもありましたよね。健太郎くんと。そういうところも含めて、あそこが一番印象に残ってるかな」と述懐した。

加えて、百音の妹・未知との抱擁シーンについて言及。「今までずっと心にふたをしてて。大事な人を目の前に抱きしめるっていうのは、本当に大丈夫なのか? 壊れてしまうんじゃないか? という不安も表してって言われたんで。そういう部分を意識しながらのハグだったんですけど」と話し、最終回で放送された船の出航シーンについても、「親父から羽織ものを着せてもらったときは、俺も胸に来るものがあったけど、笑顔で出発しようって。親父とのシーンもここまですごい色んなことがあったけど、今は本当に幸せやなっていうことを胸にかみしめながら演じたシーンでもあったので……。すごい良いシーンになったんじゃないかなと思います」としみじみ振り返っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。