■『和田家の男たち』 金曜23時15分~ テレ朝系

出演者:相葉雅紀、佐々木蔵之介、段田安則ほか
寸評:3世代と3マスコミをリンクさせた設定は、大石静ならではの着想。3人の会話に含まれる風刺も、大御所ならもっと切り込んでいくのではないか。母の死をめぐる真相という軸もあり、丁寧な人物描写、温みのある手料理など、深川栄洋監督の叙情的な映像も見応えの1つ。
採点:【脚本☆☆☆ 演出☆☆☆ キャスト☆☆☆ 期待度☆☆☆】

  • 佐々木蔵之介

■『スナック キズツキ』 金曜24時12分~ テレ東系

出演者:原田知世、浜野謙太ほか
寸評:『ドラマ24』らしい深夜とは思えぬキャスティングで、あえて刺しにいかないゆるいコンセプト。ただ、「お酒なしのスナックに魅力を感じて見るか」「主人公の料理と演奏に癒されるか」は微妙なライン。
採点:【脚本☆ 演出☆☆ キャスト☆☆ 期待度☆】

  • 原田知世

■『二月の勝者―絶対合格の教室―』 土曜22時~ 日テレ系

出演者:柳楽優弥、井上真央、加藤シゲアキほか
寸評:中学生受験は親子双方が抱える問題を採り上げ、成長を見せられるテーマ。黒木の容赦なく核心を突くセリフ、佐倉の空回りと進歩、生徒たちのリアリティなどバランスがよく、終盤の盛り上がりも濃厚か。
採点:【脚本☆☆☆ 演出☆☆ キャスト☆☆☆ 期待度☆☆☆】

  • 柳楽優弥 撮影:宮田浩史

■『言霊荘』 土曜23時~ テレ朝系

出演者:西野七瀬、永山絢斗、斉藤由貴ほか
寸評:顔ぶれと役柄の職業を見れば、「そろえにそろえた若手女優を見てもらう」という明確な意図の深夜ドラマ。ホラー名手の落合正幸監督にしては意外に怖さが抑えめだった。「斉藤をどう生かすか」も焦点。
採点:【脚本☆ 演出☆ キャスト☆☆ 期待度☆】

  • 西野七瀬

■『消えた初恋』 土曜23時30分~ テレ朝系

出演者:道枝駿佑、目黒蓮、福本莉子ほか
寸評:勘違いからはじまる恋は王道だが、「自分の思いを隠して好きな人の恋を応援する」という“つかみ”が抜群。単なるBLではなく、性別を超えた純粋な恋に友情も加わり、甘酸っぱいムードであふれる。
採点:【脚本☆☆ 演出☆☆ キャスト☆☆ 期待度☆☆】

  • 福本莉子 撮影:宮田浩史

■『顔だけ先生』 土曜23時40分~ 東海テレビ・フジ系

出演者:神尾楓珠、貫地谷しほり、八嶋智人ほか
寸評:「顔だけ」というフレーズは強烈だが、「破天荒な教師が生徒の問題を解決していく」展開は学園モノの定番。生徒の問題は記号的であり、遠藤のアプローチも説得力に欠け、オリジナルなのにもったいない。
採点:【脚本☆ 演出☆☆ キャスト☆☆ 期待度☆☆】

  • 神尾楓珠

■『日本沈没―希望のひと―』 日曜21時~ TBS系

出演者:小栗旬、松山ケンイチ、香川照之ほか
寸評:日曜劇場らしいスケールの大きさを前面に押し出し、豪華キャストも機能。「信じられるリーダー」にスポットを当てた原作からの脚色も時代にフィットしている。それだけに香川らの人物描写の過剰演出が気になってしまった。この内容なら展開のテンポアップが必要。
採点:【脚本☆☆ 演出☆☆ キャスト☆☆☆ 期待度☆☆】

  • 小栗旬

■『真犯人フラグ』 日曜22時30分~ 日テレ系

出演者:西島秀俊、芳根京子、宮沢りえほか
寸評:賛否両論を承知で再び2クールの長編ミステリーに挑む強気の姿勢は買い。西島と芳根の存在感で物語が引き締まり、ただの殺人ゲームにならず、上々のスタートに。けっきょく考察は盛り上がるはず。
採点:【脚本☆☆ 演出☆☆ キャスト☆☆☆ 期待度☆☆】

  • 西島秀俊