V6の三宅健が、25日深夜に放送されたラジオ番組『三宅健のラヂオ』(bayfm/毎週月曜24:00~24:30)に出演。音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)のエピソードを明かしたほか、番組への思いを語った。

タモリ

同番組で、“放送終了2秒前に懸ける男”として、エンディングでタモリとの2ショットを披露してきた三宅。「これは10代のときから、タモリさんと一緒に映るっていうのを。デビュー当時からやってるんですけど」と話し、「タモリさんと毎回、今日は何やりますか? っていう話をして。タモリさんのほっぺにチューしたりとか、タモリさんが僕のほっぺにチューしてくださいとか。楽屋まで行って相談して。タモリさんのグラサン借りていいですか? って言って、2人でグラサンして終わったりとか、色々やってたの」という裏話を披露した。

しかし、一時期、タモリと2ショットをしなくなったことも告白。その理由を、「当時のジャニーズって、SMAP、TOKIO、KinKi Kids、あと僕たち。この4グループが結構、ひんぱんに出てたんですよ。それで、SMAPが一緒だったときに、すごい先輩だから、“SMAPがいる前で調子乗ってる”って思われるのが良くないって思っちゃったの。SMAPを差し置いて、タモリさんとの2ショットを撮りに行くのは良くないって、子供ながらに思ったんだろうね。それで遠慮しちゃったの」と明かし、「そこからやらなくなっちゃったんだよね。行きづらくなっちゃって」と続けた。

また、解散前のラスト出演となった『ミュージックステーション 35周年記念4時間スペシャル』(15日放送)では、恒例の“放送終了2秒前”に、V6全員とタモリの7ショットを披露。リスナーから、「V6とタモリさんの7ショットに涙が止まりませんでした」というお便りが届き、三宅は、「もちろん、2ショットでも良かったんですけど、せっかくだったら7ショットでやれたら、ファンの子たちだってみんなハッピーなんじゃないのって思ったから」とファン思いの一面を見せつつ、事前のアンケートで「タモリさんと7ショットできませんか?」とお願いしていたことを明かした。

そんな思い入れのある同番組について、「当時の僕たちからすると、『ミュージックステーション』って、羨望の眼差しを送る生放送の番組で。これだけ長い歴史、35周年っていう年に、僕らが26周年で出られたのはすごくうれしい」と感謝。今回は、コロナ禍でファンの観覧は叶わなかったが、「ファンの子たちと一緒にステージをやったりしたのも、すごくいい思い出だし。ファンの子たちが番組協力で来てくれると、生放送で緊張してても、アウェーだったのが急にホームになる感じっていうのかな。すごく心強かったのを覚えてるし。短い時間だけど、みんなで盛り上がることができて楽しかったですね」としみじみ振り返っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。