明確な理由はわかりませんが、瓶で飲むコカ・コーラは、缶のコカ・コーラと比べて格別に美味しく感じます。

おっと、こんなところにもキンキンに冷えた瓶のコカ・コーラが。さっそく飲むとしようかな……
あれっ? ちょっと待って、これは……何か違うぞ?

  • (@aririria_artより引用)

色鉛筆でコカ・コーラ描きました
沢山の方に見て欲しいです!!
(@aririria_artより引用)

このツイートの投稿主は「ARIA(@aririria_art)」さん。そこに写っていたのは、どこからどう見ても瓶のコカ・コーラにしか見えない立体絵。

それでもまだ絵だということを信じられない方は、こちらの動画をご覧ください。

これでようやく絵だと納得できた方も少なくないかもしれません。この立体絵は、それほど精巧でリアリティに溢れています。

ちなみに、ARIASさんは製作工程も上げているので、こちらもどうぞ。

この驚くほどリアルな立体絵にツイッター民は騒然。ツイートは2.4万件のリツイート、17.6万件のいいねを獲得(10月25日時点)し、コメントも数多く寄せられました。

「今手元にあったコーラと比べてもリアル過ぎる」

「写真じゃん。。」

「えぇ……これほんとに描いてますか……? どかしたら紙濡れてるんじゃないですか? って言ってしまった一人なのに」

「絵がコーラすぎて脳みそがついていけないです。写真を撮ってるみたいな....?ほんとにそのレベルで上手です!! 」

「超美味そう、飲みたくなってきた。」

「凄すぎて声が出ん笑」

「ヤバイ! 色鉛筆!?拡大して見てもどう見てもコーラ! 」

「瓶を色鉛筆で表現するって本当に何者ですか?(笑)」

「どっち??? え?どっち??? 描いているか,置いているか。」

この絵を描いたARIAさんに聞いてみた

どんな描き方をすれば、こんな凄まじい絵が描けるのでしょう。今回は、絵の製作者であるARIAさんご本人にお話をうかがいました。

ーーこのような絵を描いてみようと思ったきっかけや理由などを教えてください。

今から5年前にYouTubeでリアルな絵を描く海外のアーティストがいて、その方に興味を惹かれ、私も色鉛筆を使ったリアルな絵を描いてみたいと思い、独学で色鉛筆画を始めました。

そのときに友人からツイッターを進められて、SNSなら私の作品を沢山の方に見てもらえると言われたので同時にSNS投稿も始めました。
今では色々な方からリアルな写実画のご依頼や、ネット上で色鉛筆画の販売等もさせて頂いております。

ーー独学とのことですが、ここまで書けるようになるまで、どのくらいの期間かかりましたか? また、とても立体的で最初「絵」には見えなかったのですが、リアルに描くポイントなど教えていただけますか?

私は色鉛筆画を始めた時から5年間、ずっと独学で描いてます! 美大や習い事などの経験がないので、ネットや動画などで上手い人の作品を観察しながら技術を身に付けました。

ポイントは、一定の角度から見たら立体に見える角度と寸法を計算しながら描いてます!

実際の立体絵は全て正面から見ると縦長になってます。少しカメラを傾けて撮影すると浮かび上がって見える手法です! なので、写真を撮る技術も必要になってきます。

ーーちなみに、画材は何を使っているのでしょうか?

油性の色鉛筆で「ファーバーカステル・ポリクロモス」「カランダッシュ・ルミナンス」の二種類と、紙はケント紙を使用しております。

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいまずが、率直なご感想などはございますか?

瓶のコカ・コーラが完成した時に、過去一番の仕上がりで、投稿前これはバズると確信していました。投稿してわずか2日で17万いいね&コメント1200件も頂き本当に嬉しかったです。
これまでで一番頑張って描いた作品なので、沢山の方に褒めてもらえたのはとても嬉しかったです。


なんと、わずか5年で、しかも独学でこの技術を身につけたとは……脱帽。

ARIAさんは他にも沢山リアルな絵を描かれているので、気になる方はぜひツイッターをチェックしてみてくださいね。