JR四国とJTBメディアリテーリングは、四国デスティネーションキャンペーンと「JTB旅物語」30周年を記念し、特急形気動車キハ185系(3両編成)による貸切列車「四国一周号」を11月30日から12月3日まで運行すると発表した。

  • キハ185系(イメージ)

高松駅から3泊4日の行程で、自然豊かな車窓が魅力の四国4県を巡り、普段は特急車両による運行が行われない路線も走行。「最後の清流」といわれる四万十川や美しい峡谷の間を流れる吉野川など、四国を代表する美しい川の景観を楽しめる。海の見える駅として人気の下灘駅では、ホームへ降りて絶景を鑑賞できる。

大歩危駅にて列車旅から少し離れて大型バスに乗り、大歩危遊覧船や祖谷のかずら橋などを観光。琴平駅では「四国まんなか千年ものがたり」専用の「ラウンジTAIJU」を特別に見学できる。秘境駅の坪尻駅でスイッチバックを体験。阿波池田駅から徳島駅まで、初の試みとしてキハ185系と「藍よしのがわトロッコ」の併結運転を行う。4日間の昼食は、各県ならではの弁当を用意する。

  • 「藍よしのがわトロッコ号」

JTBメディアリテーリング大阪・中部・首都圏出発のツアーとして発売。首都圏発と中部発は、「旅物語」サイトで既に販売を開始しており、大阪発ツアーも10月8日19時から閲覧できるようになる。