JR四国と愛媛県自転車新文化推進協会は、予讃線でサイクルトレインの実証実験を10・11月に実施すると発表した。自転車をそのまま持ち込めるサイクルトレインを松山~伊予大洲間で運転し、伊予大洲駅からサイクリングを楽しんでもらおうと企画された。

  • 予讃線を走る伊予大洲行の普通列車(2017年撮影)

列車は「サイクルトレイン愛ある伊予灘号」の名称で、10月10日と11月6日・7日の3日間運行予定。往路は松山駅9時52分発・伊予大洲駅11時26分着、復路は伊予大洲駅14時33分発・松山駅16時1分着となる。発駅・着駅のほか、往路は南伊予駅、復路は伊予長浜駅 、下灘駅、伊予上灘駅、南伊予駅の各駅で乗降可能。「おすすめコース」の例として、往路便の終点となる伊予大洲駅で下車し、伊予長浜駅経由で伊予上灘駅までサイクリングを楽しみ、同駅から復路便に乗車して松山駅に帰着するコースを提案している。

旅行代金(参加費)は乗降駅によって異なるが、例として示した「おすすめコース」の場合、往路は1,200円、復路は500円になるとのこと。定員は24人。申込みはJR四国ワープ松山支店の電話とメールで受け付ける。