女優の多部未華子が、アニメーション映画『ボス・ベイビー ファミリー・ミッション』(12月17日公開)で、新キャラクターのボス・レディ役の日本語吹き替えを務めることが29日、発表された。洋画吹き替え初挑戦となる。

ボス・レディ役の日本語吹替えを務める多部未華子

本作は、全世界で600億円超の興行収入をあげ、2018年に公開された日本でも興行収入34億円超の大ヒットを記録、アカデミー賞にもノミネートされ、ドリームワークス・アニメーション史上日本歴代No.1に輝いた『ボス・ベイビー』の続編。

続編の舞台は、前作の25年後の世界。すっかり大人になったボス・ベイビー(ムロツヨシ)とティム(宮野真守)の元に、「悪の天才博士が世界征服を企んでいる」という情報をキャッチしたベイビー社から、ティムの次女ティナが「ボス・レディ」として派遣される。「新たな任務を伝えに来たわ」と、疎遠だった2人をスーパーミルクで赤ちゃん返りさせ、おなじみの兄弟2人組として潜入捜査に向かわせるボス・レディ。彼女は、古典的なボス・ベイビーとは違い、仕事とプライベートの両立を大切にするイマドキなボス。愛らしい赤ちゃんの見た目からは想像できない、活発で型に捕らわれず、バリバリ仕事をこなすキャラクターで、今作の鍵を握る重要な役どころとなっている。

今作から登場する新キャラクターのボス・レディ役の日本語吹き替えを務める多部は「とても可愛い作品に参加することができて嬉しいです。ボス・レディのティナは愛嬌たっぷりで明るく元気なかっこいいボスなので、声を合わせるのがとても難しかったです。初参加ということもあり緊張しましたが、たくさんの方に“楽しかった”と言っていただけるように頑張りました。映画館で観ていただけたら嬉しいです!」とコメント。

多部についてドリーム・ワークスの制作者側は、早口でたたみかけるような台詞回しの中に、成熟したボス・レディならではのキャラクターを入れ込む必要のある非常に難しい吹き替えにも関わらず、修正すべきポイントがない素晴らしい出来上がりで、期待以上に深みのあるキャラクターにしてもらうことができたと絶賛している。

このたび、本予告映像も公開された。

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