子どもの頃に経験した辛い出来事は、ときに心や体に大きな傷を残し、大人になっても消えないことがあります。

小学生の頃に美術館でトラウマ体験を味わったというだんごむしさん(@dangomushidara)。当時起きたことを描いてツイッターに投稿したところ、多くの反響が寄せられています。

小学生の頃にできたトラウマ
見やすくなったバージョンです
(@dangomushidaraより引用)

せっかく撮り溜めたデータを消させられるとは、きっと怖くて悲しくて納得がいかなくて、辛かったでしょうね。読者からは、「マジかわいそう」「小学生にこれはキツすぎる」「ホンマ悲しい」「ひどすぎる」と同情の声や、「何やコレ!! 」「最低やな」「せめて謝ったらいいのに......」「しっかり謝れよ、子どもの前なら! 」と怒りの声をあげる人が続出。

また、謝りもせずに去っていった大人を見て、「謝れない人にだけはなりたくないなー」「謝らないで逃げるのは大人として最低だな…」「間違いを謝らないそんな大人になりたくない と思った」という声も寄せられていました。

当時の心境についてなど、ツイ主のだんごむしさんにお話をうかがいました。

ツイ主さんに聞いてみた

―― 注意されてデータを消すなどしている間、だんごむしさんはどんなお気持ちでしたか?

だんごむしさん:相手の言い分に納得していないものの、怖さに逆らえずとにかく悲しかったです。

―― この後、相手の人たちはとくにだんごむしさんに声掛けなどなく去ってしまったのでしょうか?

だんごむしさん:そうですね。ばつが悪いのかこちらのことは無視して去っていきました。


また、写真を消させられた際に、2コマ目で「コンプリートした」と書いてある水木しげるロードの妖怪像の写真も誤っていくつか消してしまったのだそう。「(データが)歯抜け状態であることが悲しくて、それらの写真は現像しなかった記憶があります」とだんごむしさんは話していました。

注意してきた人たちが「撮影OK」の看板を見落としていたように、間違いや勘違いは誰にでもあるもの。しかし、一方的で威圧的な注意の仕方や、自らの誤りに気付いたにも関わらず謝罪せず去ってしまった結果、1人の人間の心に傷を残すこととなってしまいました。「悪いことをしたら謝る」人としての基本を、いつでも忘れないようにしたいですね。