日本テレビ系大型特番『24時間テレビ44』(21日18:30~22日20:54)で、「病から復活…加山雄三の挑戦! AI技術で“バーチャル若大将”」企画が22日に放送された。

  • 加山雄三(左)とバーチャル若大将=日本テレビ提供

去年8月、小脳出血を起こして救急搬送された加山雄三。懸命のリハビリで今年4月、歌手活動を再開できるまで復活を遂げたが、病と闘う中で考えた取り組みが、最新のAI技術で自分の声や歌声を後世に残すプロジェクト“バーチャル若大将”だった。

加山の話し声はもちろん、歌44曲を読み込み、息の吸い方、抑揚などをAIが学習。ビジュアルについては、全身をあらゆる角度から撮影し、そのデータをもとに会話もできるCGに。歌唱中の動きについてはモーションキャプチャーでデータ化。二男・加山徹さんもモーションキャプチャーに協力し、本人と「らしさ」のあるマイクの持ち方を話す場面もあった。

そんな“バーチャル若大将”は、両国・国技館で、湘南乃風と「純恋歌」で共演。その様子を見守った加山が「びっくり仰天だ」と感想を語ると、“バーチャル若大将”から「今度は本物の番だってよ」というかけあいも。

そして、加山本人と湘南乃風・King & Princeが「若大将メドレー」として「君といつまでも」「海 その愛」を披露。加山は間奏で「これからも歌える限り一生懸命歌います」と力強く語った。