タレントの野々村真が、きょう14日に放送されるBS日テレのバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE』(毎週土曜21:00~)に出演する。

  • (左から)小木博明、矢作兼、野々村真=BS日テレ提供

実家が青果店だったという野々村。車との最初の出会いは、父が仕事で使っていた小さなライトバンだった。5人家族の野々村家は、その車でドライブにも。行き先は江ノ島だったが、「商売で乗ってるから、後ろにタマネギとか乗ってる。たまねぎのにおいが…(笑)」と、ほろ苦い経験を明かす。この日最初に登場したのは、そんな懐かしい実家の車。「兄貴とかに見せてあげたい」と懐かしむ。

芸能界に本格デビューしたのは18歳で、『笑っていいとも!』(フジテレビ)のオープニングを飾る3人組「いいとも青年隊」だった。デビュー前は、柳葉敏郎や哀川翔らを輩出した男性グループ「一世風靡セピア」の前身の劇団に所属。メンバーと一緒に「青年隊」のオーディションを受けながら、ただ1人合格したという。

息の長い芸能生活で、テレビ全盛時代も経験している野々村。クルマ選びの失敗が仕事に直結してしまった経験も披露する。坂上忍への対抗心から買ったある車が、謙虚な野々村のイメージの変化を招く事態に。「これ乗ってたらヤバイと、3カ月で手放した」という、そのクルマとは…。

私生活では、20歳の時から交際していたという俊惠さんと結婚。長女の香音もモデルとして活躍中で、芸能一家のパパとしての一面も持つ。順風満帆な芸能生活とは対照的に、カーライフはハプニングの連続だという。

おぎやはぎも「知らなかった」という英国の超レアなスポーツカーは、路上でとんでもないトラブルに見舞われ、大恥をかくことに。さらに、知人と交換で手にしたドイツの超高級車を売りに出したところ、その車に隠された思わぬ事実が判明。普段は毒舌のおぎやはぎも、さすがに同情する。

国産車から高級スポーツカーまで、あらゆる車と人生をともにしてきた野々村。しかし、まだ乗ったことのない車があり、いつか手にすることを俊惠さんと誓い合っているという。「お互いいい年を重ねて、初老になった時に…」と、普段見せる恐妻家な一面からは想像のつかない、微笑ましい夢とは。