女優の岡田結実が、東海テレビ×WOWOW共同製作ドラマ『准教授・高槻彰良の推察』(フジテレビ系 8月7日スタート、毎週土曜23:40~)に出演することが8日、明らかになった。

岡田結実=東海テレビ提供

澤村御影氏の人気小説シリーズを映像化する今作は、怪異事件の謎解きを通じて人と人とのつながりを描くヒューマンミステリー。主演の伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)が民俗学を教える准教授・高槻彰良を、神宮寺勇太(King & Prince)がその教え子で高槻の助手として謎を解く大学生・深町尚哉を演じる。

岡田が演じるのは、高槻の研究室に所属する大学院生・生方瑠衣子。研究第一の生活を送っているボサボサ頭の眼鏡っ子だが、塾バイトの時はきれい目女子に変身する。シーンによって巫女姿やきれいな服を着た瑠衣子が登場するなど、岡田の七変化ぶりにも注目だ。

また、深町の同級生・難波要一役で須賀健太。高槻を常に支える幼なじみの刑事・佐々倉健司役で吉沢悠が出演。ほかにも、吉田あかり、和泉ちぬがレギュラー出演し、各話ゲストで志田未来、山田杏奈、金澤美穂、奥村佳恵、市川由衣、馬渕英里何、鞘師里保、松本若菜らが参戦する。

岡田、須賀、吉沢のコメントは、以下の通り。

■岡田結実
藁人形など民俗学をベースにした原作がすごく面白くて、この世界観に入れるのがとても嬉しかったです。楽しいな、面白いなという気持ちが、知識欲に変わっていって、民俗学にハマる瑠衣子の気持ちがよくわかりました。
瑠衣子は、人と人の距離をさっと超えられるとても軽やかで魅力的な人です。これまでは等身大の役が多く、今回のようにぐっと大人のしかも大学院生という役は初めてです。元気だけど大人っぽく、声のトーンも落としてみようと思っています。
伊野尾さんは、バラエティ番組で共演したことがあり、すごく頭の回転の速い素敵なお兄ちゃんというイメージでした。准教授・高槻彰良として会うと、どんな感じになるんだろうとそわそわしていたのですが、スーツ姿の伊野尾さんは、とても神々しかったです。
神宮寺さんは、ご一緒した経験はなく、キラッキラのジャニーズの方という印象でした。ドラマでは眼鏡をかけていて、見た目はいつもと違いますが、セリフ合わせをしたら、尚哉だ!と呼びたくなるくらい役にハマっていて、ゾクゾクしました。
純粋に民俗学を楽しめるドラマでもあり、その先にある善と悪や人との距離感も描いています。伊野尾さん演じる高槻と神宮寺さん演じる尚哉の距離感は、見ていてとても心地良く感じると思います。ミステリーでありながら、ちょっとほっこりするシーンもあり、人の温かみを感じられる作品です。ぜひそういうところも見て頂ければと思います。

■吉沢悠
佐々倉健司は、高槻のキーになる過去を知っていて、彼に対する思いも人一倍強いので、正義感の強いお兄ちゃん的な存在であり、かつ“男の中の男”だと思っています。
伊野尾さんは、すごい責任感が強いと思いましたね。謎解きの台詞は本当に大変な量ですが、ほとんど間違えないんです。初の連ドラ単独主役だそうですが、自分がドラマを担っていくという思いの強さを感じました。あと普通に笑顔がいいですよね(笑)。伊野尾さんがいると気持ちが明るくなるし、僕も安心して現場にいられますね。
佐々倉は、ドラマの中でもほっとするようなシーンに登場することが多いので、ちょっと箸休めみたいなシーンで活躍できたらなと思っています。また高槻との会話のキャッチボールを通じて、彼の柔らかい部分も見えたりするので、そういうところにも注目して欲しいです。

■須賀健太
26歳になって、やっと普通の大学生を演じられるのが、すごく嬉しかったですね。難波は、神宮寺くん演じる尚哉と正反対の陽気なキャラクターで、なぜかいつも尚哉を気にかけている根がいい、まっすぐな人なので、それが伝わればいいなと思って演じています。
神宮寺くんは、面白いっすね。今をときめくKing & Prince ですから「俺はイケイケでっせ」みたいな感じかなぁと思っていたところ、本当にいい方でずっと一緒になってふざけています。
現場でも「兄弟みたいですね」と言われるくらいです。友達役というのもあって撮影が進むにつれ、お互いの距離がどんどん縮まっている感じがしますし、一緒にいて楽しいですね。
ミステリー作品ではありますが、難波が出てきたら、“お茶タイム”じゃないですけど、ちょっと一息みたいな感覚で見て頂けたら嬉しいなと思います。