京成電鉄は、現在の京成船橋~千葉中央間(京成本線・千葉線)にあたる船橋~千葉間が7月17日で開業100周年を迎えることを記念し、記念ヘッドマーク列車の運行や記念乗車券発売などの記念企画を実施すると発表した。

  • 京成千葉線を走る3000形

記念ヘッドマークは1921(大正10)年の開業当時の車両と現行車両をイメージしたイラストに、「開業100周年」の文字などあしらったデザイン。3000形1編成に掲出し、7月17日から12月31日まで運行する。「船橋~千葉間開業100周年記念乗車券」も7月17日に発売。140円区間または160円区間の乗車券7枚のセットで、発売額は1,000円。京成線の20駅にて、計5,000セット発売する。

7月17日から8月31日まで「記念駅巡りスタンプラリー」も開催。京成線各駅で配布しているスタンプ台紙を入手し、対象となる8駅でスタンプを押印した人の中から抽選で100名に、記念ヘッドマークと同様のデザインのアクリルキーホルダーを進呈する。

京成トラベルサービス主催の特別ツアー「スカイライナー&ヘッドマーク車両で行く! 船橋~千葉開業100周年の旅」は7月17日限定で開催。「スカライナー」AE形で京成上野駅から千葉中央駅まで移動し、同車両が普段走らない京成千葉線を走行。京成ホテルミラマーレで懐かしい京成電鉄の画像や映像の鑑賞、千葉県産の食材を使用した特製ランチを楽しむ。千葉中央駅からは記念ヘッドマーク付き車両に乗り、かつて運行していた種別「快速」に合わせた自動放送を再現する。旅行代金は大人7,000円、こども5,000円。この日発売となる100周年記念乗車券がもらえるとのこと。