Kis-My-Ft2の横尾渉、藤ヶ谷太輔、千賀健永が出演するdTVオリジナルドラマ『ConneXion』(毎週金曜22:00~配信 ※全6話)が7月2日にスタートする。同作は、藤ヶ谷が作詞、千賀が振付、横尾がファルセットを担当した3人の楽曲「ConneXion」にインスパイアされた物語を実写ドラマ化したもの。企画段階から参加し、劇中では幼なじみを演じた3人にインタビューし、撮影の裏話や本作に魅力について聞いた。

  • Kis-My-Ft2の千賀健永、横尾渉、藤ヶ谷太輔(左から)

本作は、少子化が進み、政府がパートナーとのマッチング支援を行う“AI婚活”制度が導入された2026年の日本を舞台に、強制的婚活アプリ「ConneXion」に翻弄される幼なじみ3人を描いたラブストーリー。過去のトラウマがきっかけで恋愛に臆病になっている主人公・真治(横尾)は、幼なじみの悠琉(千賀)のサポートを受けながら、マッチングした相手とのデートに奮闘するも失敗続き。そんな中、真治はトラウマの原因を作ったもう一人の幼なじみ・将(藤ヶ谷)と15年ぶりに再会する。監督・脚本は、『ウンナンのホントコ!』(TBS)内の企画「未来日記」を手がけた杉本達氏が務めた。

現場では藤ヶ谷と千賀は、主演の横尾のことを「座長」と呼んでいたそうで、インタビュー中も「座長」呼び。始まる前から、藤ヶ谷は「座長、真ん中に座られてくださいよ。2番手、3番手で挟みますから」「何か飲まれますか?」など横尾をいじって笑いを誘い、終始和やかな雰囲気でインタビューは進んだ。

――まず、このメンバーで撮影した感想をお聞かせください。

横尾:楽しかったです。ドラマ現場ではない感じでやっていました。(藤ヶ谷に)怒られましたけど(笑)

藤ヶ谷:現場に台本を持ってきて、映らないところで台本を開いていたので、それはぬるすぎるだろって(笑)

千賀:うちの座長がいい意味でぬるいので、すごく楽しく温かい現場でした。

横尾: お二人がいたので、遊びに行っている感覚でした。

――座長のエピソードをもう少しお願いします。

藤ヶ谷:ぬるいエピソードですか?(笑) 一番爆笑したのがありまして……僕は途中から参加したのですが、(横尾は)すでに監督といい関係性を築いていて、「いい感じじゃん」という話をしたら、「俺は杉山さんについていくと決めたんだ!」って。それで、「杉山さんって誰!?」という話に。監督、杉本さんって言うんです(笑)。

横尾:「監督だよ!」と言って台本を見たら「杉本」と書いてあって。それ本人に言わなくてもいいじゃないですか。ちゃんと言うんですよ。

藤ヶ谷:監督にはオープンにしないと。チームってそういうものだから。隠し事すると隠し事のチームになっちゃうから。監督は「杉本だよ!」と言っていました(笑)

――千賀さんもその場にいましたか?

千賀:その場にはいなくて。こういうことがあったと聞いて、座長っぽいなと思いました(笑)。違う番組でも、和牛さんを「水牛さん」って。間違えちゃう傾向が最近ちょっとあったので。

藤ヶ谷:たまにあるよね。そういう愛くるしいところが。

千賀:そう、愛くるしいところがあるので、そこが出ちゃったのかなと。

――「座長」と呼び始めたのはどなたでしょうか?

千賀:僕が初日に言い始めました。監督に呼ばれて、「横尾さんが緊張しているから和ませてあげて」と言われて。そこから「座長」と呼ぶようになり、そうしたらわったー(横尾)も笑顔に。

藤ヶ谷:それから俺ら、「2番手」、「3番手」って呼ばれるように(笑)