「ウルトラマン」シリーズにおいて高い人気を誇るウルトラマンゼロが活躍する劇場・オリジナルビデオ6作品を一挙収録したBlu-ray BOXが4月27日に発売したことを記念して、当時、エメラナ姫役として同シリーズ作品に出演した土屋太鳳へのインタビューが実現、ウルトラマンゼロとの再会を果たした。

子どもの頃からウルトラマンシリーズの熱烈なファンだったという土屋。自身のブログやインスタでウルトラマンの話題に触れることもあり、2017年には「ウルトラマンフェスティバル」の公式サポーターを務めたことも記憶に新しい。今も強い「ウルトラマン愛」を持ち続けている彼女が、10年の歳月を経て、自身の口から出演作品や役柄についての思いを語った。

ウルトラマンゼロの魅力

ゼロはそれまでのウルトラヒーローにはない斬新なキャラクターで、ビジュアルも戦い方も全てが魅力的です。でも、何かひとつ挙げるとしたら、やっぱり、作品の中で成長していくところではないでしょうか。特に、ウルティメイトフォースゼロの仲間たちと友情を築き上げていく過程がとても好きなんです。別世界のヒーローを仲間にするウルトラマンは観たことがなかったので、「一人じゃないんだ!」と、すごく胸が熱くなりました。

ゼロとエメラナは胸キュンな関係!?

私は『ウルトラマンゼロ THE MOVIE超決戦!ベリアル銀河帝国』という作品で、エメラナ姫という役で出演させていただいたのですが、当時の監督が、エメラナ姫とゼロの関係を通じて、お客さんをキュンキュンさせたいと仰っていたんです(笑)。特に、劇中で、ゼロがエメラナにティアラを載せてくれるシーンがあるのですが、監督のおっしゃるとおり、とても胸キュンな場面になったと思っています。

共演した3人で約束したこと

ラン役の小柳友さんは常に現場を盛り上げてくださる方で、撮影中、私自身もたくさん元気をもらいました。ナオ役のたっちゃん(濱田龍臣さん)は当時10歳で、おんぶしたり、抱っこしたり、一緒に遊んでいた感じですが(笑)、後に『ウルトラマンジード』の主演に決まった際には感動しました。そういえば、当時、私とたっちゃんはまだ10代でお酒が飲めない年だったので、現場で「成人したら一緒に飲めたらいいよね」なんて3人で話をしていたんです。いつか、そういう機会があればいいなと思っています。

10周年Blu-ray BOX発売について

ゼロたちの活躍を観てもらう機会が増えるのは素直に嬉しく思います。これまでも友達にゼロの活躍を伝えてきましたが、今回ギュッとひとつにまとめていただけたので活躍はもちろんのこと、ゼロの成長とかも観られますよね。自分の周囲にも是非オススメしていきたいと思います!

私にとってのウルトラマンとは

女優として色々な作品に出させていただいていますが、どの作品の役作りにおいても、エメラナは常に私自身の根っこであり続けています。それはウルトラマンシリーズも一緒で、本当に私にとっての原点でもあり、まさに私のその後を導いてくれた希望の光です。

「ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX 10th Anniversary Edition」(33,000円/税込)は、A-on STORE、プレミアムバンダイ、Amazon、TSUBURAYA MEMBERSHIP CLUB SHOPなどで受注。2022年4月26日までの期間限定生産となる。

(C)円谷プロ