俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『CUBE』(10月22日公開)の出演者が18日、明らかになった。

  • 左から菅田将暉、山時聡真

    左から菅田将暉、山時聡真

同作は1997年に公開され、密室サスペンスの先駆けとして世界中でカルト的人気を誇る、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督による映画『CUBE』の公認リメイク。目が覚めると謎の立方体=CUBEの中に閉じ込められていた男女6人(エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員)……何の接点もつながりもなく理由もわからないまま脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。

今回明らかになったのは、菅田演じる主人公・後藤裕一の弟・後藤博人役の山時聡真(さんときそうま)。5歳の時のスカウトをきっかけに子役として活動し始め、NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(19年)、『少年寅次郎』(19年)、NHK連続テレビドラマ小説『エール』(20年)、 『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』(21年)など数々のドラマ、映画『約束のネバーランド』(20年)にも出演し存在感を放っている。

主演の菅田は同じ所属事務所(トップコート)の先輩でもあり、2人で並んだ写真も初公開。撮影したのは菅田のクランクアップ日で、初共演の山時との撮影を終えた菅田は「山ちゃん最高だった!」と大絶賛した。

山時聡真 コメント 

後藤博人役を演じさせて頂きました。台本を読んだ時、博人から感じられたのは”深い闇”でした。 作品に入る前に清水監督と役について話し合えたことで、より博人として入りやすくなりました。今回、菅田さんが演じられた後藤裕一の弟役で、その緊張感を保ちながら撮影に臨みました。何よりも事務所の先輩である菅田さんと同じシーンを経験できた事は僕にとってとても貴重な時間でした。1カット1カット噛み締めながら、そして博人に寄り添いながら、作品に挑むことができたと思います。