TBS系バラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』(毎週月曜19:00~)では、きょう17日の放送より、3週連続で人気企画「脱出島」を届ける。

  • 左から FUJIWARA(原西孝幸・藤本敏史)、あばれる君、ラランド(サーヤ・ニシダ)、田中律子

無人島から5キロ離れた有人島への脱出タイムを競うこの企画。今回は45リットルのバッグに入るものであれば水と食料以外なら持ち込み可能といういつもの「ワンバッグシステム」に加えて新ルールが。それは「よる8時までに無人島から1.5キロ先にあるチェックポイントに到達できなければその時点で脱落」というもの。この新ルールが挑戦者たちにどのような影響を与えるのか。

前回はEXITに優勝をさらわれ今回こそ通算10勝を目論むあばれる君に、ベテラン芸人・FUJIWARAが立ちはだかる。さらに、お笑い第7世代からの刺客・ラランドと、数々のマリンスポーツをこなす女優・田中律子が参戦。あばれる君以外は初挑戦だが、全員が意気高く優勝を目論んでいる。中でも田中律子は普段からこの番組を見てはツッコミを入れているそうで、自ら出演を逆オファーしてきたほど。四つ巴の脱出レースを制するのは誰か。

脱出を終えた冒険者たちにコメントを寄せた。

■あばれる君
FUJIWARAのお2人が身体を張られているのを見るのは初めてかも。そういう意味でも今回はすごく見応えがあると思っています。若手はがんばって当たり前だけど、上の世代が身体を張っているというところに新鮮さを感じましたし、まだまだやれるんだ! と思いました。僕も60歳になっても無人島を脱出していたいです。年をとってもこういうことをやっていられるよう健康にも気を使っていきたい! (今回新たなルールとして加わった)チェックポイントはうっとうしいです! 僕は寄り道が好きじゃなくて何事もまっすぐ行きたいんですよ。今度引っ越す家もドアが邪魔なのでそもそも壁がないんです。チェックポイントがあるという“縛り”で目的が増えた気がして辛かった。とはいえ、何個増やしてもいいですよ。どうせなら上から見たら北斗七星に見えるようにポイントを配置してくれてもいいです! 「山と海で忙しいだろ」ってスタジオで言われましたが、確かに忙しいです! 1カ月の半分は海や山にいます。でもどっちも好きだからそれがうれしいんです。働いているというより遊んでいる感覚でお仕事をさせていただいている。芸人寄りのサバイバーなので何ならギャラもいらないです!

■原西孝幸(FUJIWARA)
こういう身体を張る仕事をあまりやっていなかったので今回挑戦させていただきました。結果的にこれまでやってきた仕事の中で一番しんどかったです。しんどくならないように事前に段取りをちゃんと組んで、頭の中でいろいろ考えて、スムーズにいくだろうと思っていたことがその通りにいかない! こういうところにものすごいしんどさを感じました。そもそも今回はドラマ『プリズン・ブレイク』のように設計図を身体に描いて島に行ったんですが、背中は自分では見られないと上陸してすぐに気づきました。しかも描く時点で中身は頭に入っているので、実は何の意味もなかった(笑)!
釣り道具を制作するのに結構な時間がかかったので、次回があるのであればもっと簡単に釣れる方法があるかを模索したいです。チェックポイントに行くとかいろいろと制約がある中での脱出なので、できる限り効率を上げたい。
詳しいことは言えませんが「火が海を渡る」というシーンを見てください。「船が燃えている」というのは、自分で見てもものすごいことになっていると思いました!

■藤本敏史(FUJIWARA)
50歳になった自分たちが、「まだこういうロケができるのか?」というのを確かめたくて参加させていただきましたけど、ホンマにめちゃくちゃしんどかった。何とかテンションで乗り切れると思っていましたが、まぁ身体がついてこない! 自分がこうしたいと思っても身体がついてこないからうまくいかないことがたくさんあったけど、でも結局楽しかった。こういう達成感を味わえるロケやお仕事は最近あまりやっていなかったですね。 原西はIQ135あってひらめきの天才なんですが、一方でゴミのような部分もあって。身体に設計図を描くのはそのゴミの部分が出たようで、僕は彼が見えない箇所を見て教えるようにしていました。でも水に濡れて消えたし・・・。結局何の効力も発揮しない落書きで意味がなかったなぁ(笑)。
無人島の直射日光をなめていたので、強力な日焼け止めを持っていけばよかったなと思っています。りんたろー。(EXIT)と同じで日光にめちゃくちゃ弱いからそれがつらかった・・・。そこがもうちょっと対策できていれば、もっと活躍できたかなぁ。葉っぱで日差しを遮ると顔も映らなくなっちゃうんで、肌対策をもっと詳しく知っていきたいですね。

■サーヤ(ラランド)
「無人島」「サバイバル」「自給自足」というものにずっとロマンを感じて生きてきました。自分の靴下で泥水を濾過したり、蛇を捕まえて食べてみたかった・・・。『冒険少年』からのオファーは令和になってから一番テンションが上がったかもしれません!!
テレビで見ていた「脱出島」と実際に行ってみた「脱出島」で思っていたのと違った部分は、一緒に行く人めちゃくちゃ重要だな、ということです。サバイバルに前向きな人、向上心がある人、協調性のある人、ポジティブな人でないと、共に脱出を成し遂げるのは難しいのだなと実感しました。相方が途中から100kgの重りに見えてました。

■ニシダ(ラランド)
もともと無人島やサバイバルに関して興味があり、そしてなにより相方がめちゃくちゃ乗り気だったので出演を快諾させていただきました! テレビで脱出島を見ていると楽そうに見えてしまう部分もありますけど、いざ自分で体験してみると本当に脱出が難しいんだなと感じました。恐怖を感じるくらいに自然が雄大でした。
サーヤとは前より信頼関係が生まれたのではないかと思っています。2人だけで色々な作業をしたりイカダを漕いだりするので、部活動やスポーツを通して友情を育むような感じでより仲良くなれたはずです。

■田中律子
毎回この番組を見せていただいていてホントにこの番組に出たかったんです。なので、マネージャーに「脱出島に出たい!」と伝えて、営業してもらったんです。わたしからの逆オファーです!(笑)
無人島ロケは台風が近づいていた時期で、とにかく風と波がすごくて、想像以上にキツかったけど、全力で楽しむということは忘れずにできました。まだ右ひじは少し痛むし、32か所刺された虫刺されのあとも残っているほど、ロケの余韻があります。他のスタッフは誰も刺されずに私だけいっぱい刺された、熟女好きの“エロ虫”にやられましたね(笑)。
あばれる君の山企画も見てますし、律子山も作りたいほど、この番組のファンです、私。キャンプも海も大好きで、無人島も好きだなーと感じました。今回で勝手がわかったので、次回があるならより良い便利グッズを探して、“女あばれる君”を目指します(笑)。

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