丸い目にふくふくの口元、大きな耳。すべての猫は等しくかわいい存在ですが、猫と一緒に暮らしていると「人相」ならぬ「猫相」のような、1匹1匹の顔の違いが見分けられるようになるそうです。

飼い猫との暮らしを描いた漫画『茶トラのやっちゃんとちーちゃん』(KADOKAWA刊)を4月末に上梓した類さん(@ruuiruiruirui)も、ある日突然見分けられることに気づいたそう。その一方でふと気になることもあるようで……。

猫を飼っている方には「あるある!」と思える、類さんがTwitterに投稿した漫画をご紹介します。

猫の顔を見分けられるようになりました
4枚目にグロテスクなニチャ顔があります(@ruuiruiruiruiより引用)

「そっくり!」と言われる猫でも、目の距離やフェイスラインで見分けがつくようになるそう。この投稿に、猫の飼い主さんからは、「猫と一緒にいると他の猫の顔の違いが見分けられるようになる。これはホントその通りです」「たしかに我が子(♂)顔が横長です!」「分かる~ うちの猫も三つ子だけど顔全然違う」「そうそう 人間の顔はよくわからないけど猫の顔はわかる」と同意の声が寄せられています。

そしてもうひとつ気になるのが、「猫から人間はどう見えているのか」ということ。類さんが調べたところ、猫の視力はなんと0.2。かなりの近視のようなので、普段飼い主の顔はぼんやりとしか見えてなさそうです。でも「信頼できる存在がこんな巨人みたいな表情してるなんて知ったら、絶対トラウマになるだろうしね」とも。実際に猫を飼っている筆者も、愛猫を眺めているときはニコニコどころか某漫画の巨人のような笑顔になりがちですが……。

「グロテスクなニチャ顔笑いましたww」「この子達にトラウマ植え付けてなくて良かった……」「巨人の下りは超同意。たまにビビられるのもしゃーない……」と、こちらも猫を飼う身にとってはあるあるな話題のようです。

そんな「猫の見分けができるようになった!」というこの漫画、今回投稿をされた経緯を、類さんに伺いました。

筆者に聞いてみた

――見分けられるようになったきっかけはありますか?

現在、茶トラ猫の"やっちゃん"と"ちーちゃん"と暮らしていますが、やっちゃんと暮らすようになるまでは、友人や親戚が飼っている猫やペットショップの猫を見ても全部同じ顔に見えていたんです。漫画を描くようになってからはやっちゃんの顔を見て描く機会が増えたので、「うちの子、他の茶トラと比べるとここが違う?」と思うようになったのが始まりですね。

――類さんの描く漫画を見ていると、「茶トラ猫」同士のやっちゃんとちーちゃんでも、それぞれ特徴があるんだなとわかります。一緒に暮らしていない猫でも、違いがわかりますか?

漫画を描いていると、他の猫飼いさんが愛猫のお写真や動画を送ってくださることも沢山ありまして。同じ猫種でもみんな顔が違うことがわかりました。動物のテレビ番組を見ていても、自然と個性を探し当てるようにしています(笑)

――一度気づくと見え方が変わりそうですね! この投稿に猫を飼う方をはじめ多くの方から「わかる!」と共感の感想が寄せられています。

共感された方が沢山いらっしゃってびっくりしました。また「やっちゃんとちーちゃんの見分けられるようになりました」とのお声も頂き、とても嬉しく思っています。

自分の大好きな家族なので、その子たちの特徴やチャームポイントを知ってくれてるというのは誰でも嬉しいと思います。なので私も、人間でも動物でも、友人や親戚の子たちの魅力を探すようにしています。


類さんのお話を聞くと、SNSに投稿される猫や犬の写真を見るたびに「この子のチャームポイントはここかな?」と探すのが楽しくなりそうです。

なお、類さんと暮らすやっちゃん・ちーちゃんの日常は、類さんのSNSのほか、書籍『茶トラのやっちゃん』そして4月に発売された2冊目『茶トラのやっちゃんとちーちゃん』(ともにKADOKAWA刊)でも読むことができるそう。同じ茶トラでも、顔立ちも性格も個性豊かな猫さんたちとの生活を覗いてみてはいかがでしょうか?