歌舞伎俳優の市川染五郎が、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが28日、明らかになった。三谷幸喜氏が脚本を手掛け、小栗旬が北条義時役で主演を務める本作で、大姫(南沙良)のフィアンセ・木曽義高を演じる。このたびコメントを寄せた。

市川染五郎

大河ドラマ初出演となる染五郎。「演じさせていただく木曽義高の悲劇的なところにとてもひかれました。三谷さんがどのようなキャラクターに仕上げられるのかまだわかりませんが、 視聴者の皆様に義高という人物の魅力をお伝えできるよう演じたいです」と意気込んでいる。

三谷作品に関しては、2019年6月三谷かぶき『月光露針路日本-風雲児たちー』にも出演。「三谷さんにはお芝居についてたくさんのことを教えていいただきました」と振り返った。

本作は、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、二代執権・北条義時の物語。華やかな源平合戦、その後の鎌倉幕府誕生を背景に、権力の座を巡る男たち女たちの駆け引きを描く。三谷氏が大河ドラマの脚本を手掛けるのは、『新選組!』(2004)、『真田丸』(2016)に続いて3回目。

(C)NHK