スーパー戦隊最新作『機界戦隊ゼンカイジャー』の追加キャストとして、ゼンカイジャーの敵・ステイシー役で世古口凌が出演することが11日、発表された。

1人の"人間"ヒーローと4人の"ロボ"ヒーローが戦う、スーパー戦隊最新作『機界戦隊ゼンカイジャー』。「ロボヒーローの方が多い!」と話題の本作で、俳優が演じるレギュラーキャストといえば主人公の五色田介人(駒木根葵汰)と介人の祖母・五色田ヤツデ(榊原郁恵)の2人だった。

しかし、さきほど放送された第6話には、黒衣に身を包んだ謎の青年・ステイシーが登場。いきなり介人の前に現れた何とも謎めいた存在だが、そんなステイシーが新たに番組のレギュラーに加わることが決定。俳優が演じる3人目のレギュラーキャストとなる。

そのステイシーを演じるのは、世古口凌(24)。世古口は音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』の舞台版などに出演する若手俳優だ。ミステリアスな魅力にあふれており、まさに謎めいたステイシーにピッタリ。

今回の出演決定に世古口は「スーパー戦隊シリーズのオーディションへの熱い思いは誰よりもあったので、出演が決まった時はうれし涙がポロポロこぼれ落ちました(笑)」とコメント。熱い思いを胸に秘めた世古口が演じるステイシーの詳細が、ますます気になるところ。

4月18日(日)放送の第7話では、世古口演じるステイシーがゼンカイザーたちを翻弄するストーリーが展開。現在、ステイシーについてわかっていることは、身に纏う黒衣の背中にゼンカイジャーの敵であるトジテンド王朝のシンボルマークが入っていること、そして、キカイノイドと呼ばれる機械生命体の敵幹部・バラシタラの息子であるということのみ。いったいなぜ人間のような姿形のステイシーがキカイノイドと血縁関係にあるのか……? ますます謎は深まるばかり。

一方で、ステイシーに関する新情報も公開された。なんとステイシーは、"ステイシーザー"という強敵にチェンジし、ゼンカイジャーとバトルを繰り広げるのだという。ステイシーザーの能力は、スーパー戦隊ファンを沸かせること必至であるとか。ゼンカイジャーのロボに加え、歴代スーパー戦隊のロボがズラリ勢揃いした、圧巻のビジュアルに注目だ。

世古口 凌(ステイシー役)コメント

スーパー戦隊シリーズのオーディションへの熱い思いは誰よりもありました。でもそれが空回りし、最終審査で上手くできなくて帰り道に悔し涙した記憶があるので、出演が決まった時は、うれし涙がポロポロこぼれ落ちましたね(笑)。
ステイシーは外側から見るとプライドが高くて人との距離間をしっかりとる、とっつきにくい青年なんです。でも演じていて分かってきたのは、彼なりの正義感や目的があって、そのために一生懸命だということ。もちろん目的のためなら手段は選びませんが…(笑)。孤独とは、強さとは何なんだろうと考えさせられます。父・バラシタラとの関係性や、介人たちと交わることによってステイシーがどう変化していくのかが、今後すごく楽しみしているポイントです! 役者・世古口凌としても、もっと表現の幅を広げていろんなステイシーを視聴者の方々にお見せできるよう、成長を感じられる期間にしていきたいです。
現場には熟練のスタッフさんたちがたくさんいらして、撮影の様子を伺っていると本当に作品への愛を感じます。とても気持ちの良い現場で、こんなに恵まれていていいのかなとも思います。だからこそ余計に撮影所に入ると身が引き締まるんです。ただ今のところ関わる人間やロボットがあまりにも少ないので、たまに寂しさを感じます(笑)。今後はもっとたくさんの人間orロボットと交流していきたいです。
歴史あるスーパー戦隊シリーズ、記念すべき45作目の『機界戦隊ゼンカイジャー』を全力で盛り上げたいので、皆さんの力を貸していただけるととてもうれしいです。 そしてこれから、ステイシーをどうぞよろしくお願いします!

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