シンガーソングライターの石崎ひゅーいが、俳優の内藤剛志が主演するテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season5』(4月8日スタート、毎週木曜20:00~ 初回2時間スペシャル)の主題歌を担当することが29日、分かった。

  • 石崎ひゅーい

2012年7月にメジャーデビューした石崎は、2018年に菅田将暉に提供した「さよならエレジー」で注目を浴び、昨年にはアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌として同じく菅田へ「虹」を楽曲提供、ストリーミング1億再生を約3か月で突破するなど驚異的なヒット作に。

今回はドラマのために書き下ろした最新曲「アヤメ」を提供。今年でシリーズ誕生10年目を迎えるドラマに、新しい風を吹かせる。

石崎、内藤、テレビ朝日・秋山貴人プロデューサーのコメントは以下の通り。

■石崎ひゅーい

作曲に没頭して気づいたら朝になっている事があります。その日たまたま覗いた窓の外に、まだ見たことがない美しい色の空がありました。夜と朝の狭間の数分間。それは何かが生まれ変わろうとする色でした。

大切なモノを失くした分、もっと大切なモノを見つけていける、そんな願いを歌にしました。久々のドラマ主題歌。楽しみにしていてください。

■内藤剛志

石崎ひゅーい様

美しい歌をありがとうございます。一つ一つ丁寧に手渡される言葉。優しく体の中を吹きすぎていくようなメロディー。進むのは前だ、と背中を押してくれるリズム。新しい力をいただきました。

曲中、1箇所でしか歌われない「アヤメ色」と言う歌詞。勝手に「アヤメの花」と連想させていただいて、その花言葉「希望、伝言」を僕たちのドラマの合言葉にさせてください。僕たちはこのドラマを「謎解きを楽しんでいただくと同時に、見終わった後、少し上機嫌になっていただけると嬉しい、小さな希望のようなものを届けたい」と思って作り続けてきたからです。

春が終わり、夏が来る前のアヤメの花が咲く季節、美しい歌にのって、スタッフキャスト、全力で美しい花を咲かせたいと思います。

■テレビ朝日プロデューサー:秋山貴人氏

石崎ひゅーいさんが作る歌からは、人を前向きに変える力を感じます。事件解決後のドラマのラストを、明日への活力に変えていただけると思い、主題歌のオファーをさせて頂きました。初めてデモを聞いた時に、力強い歌声と優しさあふれる歌詞に心をうたれ、でき上がっていた初回のストーリーを歌に合わせて修正しました。ドラマと石崎ひゅーいさんの主題歌のコラボレーションを、是非お楽しみ頂ければと思います。

(C)テレビ朝日