女優の松下奈緒、趣里らがこのほど、日本テレビ系ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』(毎週土曜22:00~)のクランクアップを迎えた。最終話は、27日に放送される。

  • (左から)小野寺ずる、趣里、松下奈緒、泉川実穂、ヒラノショウダイ=日本テレビ提供

ドラマの中心となったKSBC(神奈川県警捜査分析センター)でのラストシーンを撮り終え、「オールアップです!」の声がかかるとスタジオから松下、趣里、そしてKSBCメンバーの泉川、ヒラノ、小野寺らに、歓声と大きな拍手が送られた。

KSBCの情報分析官として活躍した長篠文香役を演じた趣里は、撮影を振り返り「あまりそう見られないんですが、私は本当に自分に自信がなくて、さらに今、コロナ禍の中で自分に何ができるんだろう?と悩んでばかりいたんですけど、こうして皆さんとひとつの作品を1人1人の力を出し切って作れたことは素晴らしいと、エンタテイメントの力は絶対にあることを確信することができました。本当に感謝しています。皆さんお疲れ様でした」と感慨深げにコメント。

続いて、KSBCのセンター長で、主人公・伏見(亀梨和也)の上司・島原由梨役を演じた松下は「皆さん大変お疲れ様でした。クランクイン当初は本当に寒くて『このドラマ、冬の寒いロケが多くて大変だろうなぁ』と思っていたら、ここ(KSBCのセット)から出ることはほぼありませんでした(笑)」とあいさつ。スタジオの笑いを誘うと、続けて「監視カメラ映像が映るモニターを一番いい席で見ながら、ハラハラドキドキして3か月間過ごせました。すごく臨場感のあるドラマで、放送が始まる前は『今までにない刑事ドラマです』ということを番宣でもよくお話ししていたんですけど、まさにそういう作品を生み出すことができたな、と終わってみて実感しています。明日からそれぞれに愛すべきキャラクターの皆さんと、会えなくなってしまう寂しさは本当にあるんですけれども、10話はちょっと含みのある終わり方をされておりました(笑)。これはもしかしたら、またみんなで生田スタジオに集まろうよということなのかもしれません。そんな機会があれば皆さんと一緒に頑張りたいなと思いますし、センター長が他の人に代わっていないことを祈ります(笑)。3か月間皆様本当にありがとうございました」と、最終回のラストカットまで見逃せない展開が待っていることを匂わせて、締めくくった。

またこの日は、KSBC情報分析官の阿蘇涼子役・泉川実穂、富山晴喜役・ヒラノショウダイ、沼尻菜々役・小野寺ずるもクランクアップを迎えた。