NHK Eテレで放送中のダンス教育番組『Eダンスアカデミー』(毎週土曜9:30~)で、初のテーマソングが完成。EXILE USA、EXILE TETSUYA、GENERATIONS from EXILE TRIBEとのコラボレーションで作り上げた曲名は「HELLO! HALO! (feat. DANCEARTH)」 (読み:ハロハロ フィーチャリング ダンスアース)で、振り付けもUSA、TETSUYA、GENERATIONSのメンバーが自ら考えた。21日、番組レギュラーのUSA、TETSUYA、小森隼、さらに数原龍友がオンラインで会見を行い、同楽曲について語った。

  • EXILE USA、EXILE TETSUYA、GENERATIONSのコラボレーションで『Eダンスアカデミー』のテーマソングが完成

『Eダンスアカデミー』は2013年に放送開始した子供向けダンス教育番組。「ダンスであそぼう!」をテーマに、USAとTETSUYA、小森が、小学生のEダンスキッズと共に、初心者にも優しくダンスの楽しさを教える。ダンスの基本をレッスンする他、ダンスを使ったゲームコーナーや、キッズが様々な挑戦をして成長する姿を追うコーナーなど、バラエティ豊かな内容となっている。

初のテーマソング「HELLO! HALO! (feat. DANCEARTH)」は、子供から大人まで誰でも簡単に楽しく歌って踊れる曲。手を挨拶のように振る“ハロハロダンス”がポイントとなっている。コロナ禍で人が集まって楽しむことが気軽にできない状況が続いているが、「いつの日かこの曲をみんなと一緒に笑顔で歌って踊りたい」という希望を込めて、Eダンスキッズと一緒にパフォーマンスする模様を4月3日から毎週放送していく。

USAは「シーズン9を迎えるということで、これまで8年間全国のみなさんに支えていただきながら、このタイミングでGENERATIONSのみんなとテーマソングを作れること、本当に心からうれしく思っています。この曲を初めて聴いたときは、ジャマイカ発祥の音楽・レゲエのリズムにのったGENERATIONSの2人の歌が心地よくて、カラフルな印象を受け、とてもワクワクしたことを覚えています」と語り、「この番組を見てくれる視聴者のみなさんは、子どもたちが中心ですが、おうちの方とも一緒に歌って踊れる楽曲にしようとダンスも考えたので、きっとみんなで口ずさみながらおうちでワイワイ踊れるんじゃないかなと思っています。みなさんの踊っている姿を見るのも楽しみですね」と期待。

TETSUYAは「本当にハッピーでたくさんの方が笑顔になれるような曲ができたと思っています。今回、GENERATIONSのみんなとすごく話し合ったり、みんなでスタジオに入って振り付けを作って、この歌詞はこういう表現がいいよねとか、本当にみんなで作ることもできました。子どもたちと僕らの衣装も、GENERATIONSの佐野玲於がEダンスアカデミーの世界観だったり、この曲の世界観をディレクションしてくれたこともあり、みんなとすごくつながりながら表現することができたなと思っています」と仕上がりに満足し、「『ダンス』、『笑顔』、『つながる』という、この曲のテーマをしっかりと体現できるようなものになったと思うので、ぜひこの曲で番組を盛り上げていきたいと思っています」と語った。

小森は「この曲がみなさんにどう愛していただけるのか、どう楽しんでいただけるのかを考えると今からすごくワクワクしています」と率直な心境を告白。「僕は一昨年のシーズンから講師として番組に入らせていただいて、『ダンスゲーム見たよ』とか、子どもたちと一緒に見ているお父さんお母さんからそういう言葉を言っていただき自分の励みにもなり、改めてダンスの持つ素晴らしさや家族一緒に仲良くなれるツールでもあることを実感しました」と述べ、「普段のGENERATIONSの曲を聴いてくださる方とはまた違った方々に聴いていただけると思うので、この曲が届いてどう受け取っていただけるのかを想像すると本当に楽しみです。いつかみなさんとこの曲を歌って踊れる日が来ることを願っています」と話した。

数原は「今日の収録前に、この曲を作詞した小竹正人さんにご連絡させていただいたのですが『自分自身が、人生ですごく貴重な宝物になっていると感じるのは、この曲のテーマでもある出会い』だとおっしゃっていて、すごくそれに共感できる部分がありました。子どもたちにとっては出会いも別れもまだまだこれからたくさんあることなので、今理解するのは難しいことかもしれませんが、この曲を通して出会いの大切さや、音楽の楽しさ、音楽の持つエネルギーみたいなものを伝えていきたいですし、この曲がみんなを繋ぐ、そんな曲になってくれたら嬉しいです」と語った。

また、数原は「超ハッピーな曲なので、『パプリカ』のような、子供から大人まで、そして海外の広がりを持てると思うので、いろんなところにハッピーが届くといいなと思います」と、Foorinが歌うNHK2020応援ソング「パプリカ」のような広がりを期待。Foorinはこの曲で『NHK紅白歌合戦』出場を果たしたが、紅白への思いを聞かれると4人は意欲を見せ、「それができたら冒頭で泣きます」「それくらい愛されるように一生懸命これから踊りたい」などと話した。

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