俳優の滝藤賢一がこのほど、21日にSeason1の最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』のクランクアップを迎えた。

  • 『君と世界が終わる日に』の出演者たち=日本テレビ提供

滝藤が演じた首藤教授は、Season1の最終回で妻を失い、再び妻に会うために人の道を外れた研究に手を染めていたという悲しい過去が明らかになった。 クランクインの際には「俳優人生25年、私滝藤賢一、色々な役をやらせてもらいましたが、ついに○○○○になれるのか?」と、ゴーレム化することへの意欲を見せていた滝藤。最期には念願かなってゴーレムとなり、響(竹内涼真)の手で最期を迎えることになった。

クランクアップに際し、滝藤は「首藤というキャラクターを無事演じ切ることができて感無量です。世の中が大変な時期でしたからね。どのシーンも印象深いですが、特に印象に残っているのは竹内くん演じる響との初対決シーンです。6話のイスに縛りつけられた彼と会話するシーンなんですが、縛られている竹内くんの力が強すぎて段取り(リハーサル)の時点でイスが壊れていましたからね(笑)。すさまじい熱量を感じて恐怖でしたよ」と回想。

また、「色々な局面で首藤をこう演じたいという私のわがままを聞き入れてくださった監督やプロデューサーには感謝しかありません。けっこう無理難題を言っていたので、よくやらせてくれたなと、今となっては不思議でなりませんが(笑)。唯一の心残りはゴーレムに噛まれるシーンで自分も噛み返したいというリクエストが通らなかったことだけです(笑)」といい、「Season2の展開がどうなるのか、いち視聴者としても楽しみにしています!」と話している。

Season2は、Huluで配信されている(全6話、毎週日曜0時最新話更新)。