テレビ東京では28日、『教科書で一番笑わせられる人決定戦 楽しく学べる! 最強教科書クイズ』(18:30〜)を放送する。

  • 左から今田耕司、芦田愛菜、小杉竜一

    左から今田耕司、芦田愛菜、小杉竜一

同番組は教科書を題材にした問題での大喜利で笑いを取らないと、「クイズ」の解答権が得られないルールで、教科書にまつわる問題を「楽しみながら深掘り」していくクイズ番組。今田耕司、小杉竜一、芦田愛菜がMCを務め、芦田はテレ東初MCとなる。

解答者は「笑わせ担当」2人と、クイズが得意な「インテリ」1人の3人で1チームとなり、大喜利の審査は現役の東京大学教授たちが行う。審査委員長をブラックマヨネーズの小杉竜一、下品な解答を取り締まる風紀委員長を大島優子が務める。

2時間半大喜利をし続ける「笑わせ担当」の芸人たちはザビエル、ペリー、太宰治、葛飾北斎、さらには有名な音楽や絵画まで、教科書でお馴染みの題材について大喜利するものの、なかなか笑わない東大教授陣に大苦戦。ところが今回、アイドルなのになぜか “お笑い枠“ での参加となった乃木坂46の堀未央奈は、稲田直樹(アインシュタイン)、大久保佳代子、春日俊彰(オードリー)、後藤拓実(四千頭身)、ハライチ、吉村崇(平成ノブシコブシ)といった芸人たちと並んでも、全く臆することなく堂々と大喜利を披露する。さらには時折MC小杉をいじる余裕すら見せ、小杉がタジタジになる場面も。

一方、その小杉が 「さらりと進行しているのが神々しかった」というほど板についていたMC・芦田は、アインシュタイン稲田の大喜利に 「ツボちゃった……!」 とお腹を抱えるなど、大喜利パートでは終始笑いっぱなし。さらに、葛飾北斎のペンネームが話題になると、芦田は密かに考えていたという美しすぎる自身のペンネームを披露する。

高橋弘樹プロデューサー コメント

テレビ東京はゴールデンのレギューラー番組に「お笑い番組」や「クイズ番組」がありません。ましてや、日曜ゴールデンはなおさら…。ロケ中心の番組が多いのですが、今回は年明けの緊急事態宣言で当初予定していたガッツリロケもの番組の撮影がほぼ不可能となりました…。そこで急遽、スタジオで製作が可能な「お笑い×クイズ」という2要素を入れ込んだ番組を制作してゴールデンで放送できる奇跡の運びとなりました。
しかし、私(『家、ついて行ってイイですか?』などドキュメントバラエティーがメインでした)もふくめ、この番組のテレ東スタッフにゴールデンでお笑いを作ったことある人が一人もいなかったので、若干不安です。普段は情報バラエテイなどで付き合いのあるハライチの岩井さんも、私たちスタッフとの打ち合わせですごい不安がっていました…。が、結果、収録は盛り上がりました!そして、「教科書や勉強は本当は面白いものだし、その入り口を、もっともっと面白くしてみたい!」という気持ちだけはあります。
たぶん面白いと思うんですけど、もしご覧いただけたら、いろいろご感想いただけますと幸いです。

演出・三宅優樹 コメント

「教科書でよく見るザビエルの肖像画、よく見ると実は何か呟いているんです。なんと呟いている?」
これは決して大喜利ではありません。本当に呟いているんです。でも普通に紹介しても面白くない。
だからクイズを答える前に芸人さんがフリップを使ってふざけて(大喜利ではない)
面白かったらクイズの解答権を得られる、というルールができました。
教科書を使って「おもろかしこいのは誰か?」を決めるということですね。
「なんでそんなことするの?」とツッコまれかねないへんてこシステムですが、
そのテレ東の心意気に賛同してくれた(?)
今田耕司さんや芦田愛菜ちゃんというテレ東らしくない豪華なMC陣と
今をときめく人気芸人や第7世代、アイドルなど人気者が集まってくれました!
プロデューサーの高橋のいう「教科書は本当は面白いものだと気づいてもらいたい」という思いに加え、
僕は家族みんなでゲラゲラ笑って楽しめる番組作りを心がけました。
結果、ただのお笑いだけじゃない、見ると「笑って」「お勉強できる」番組になりました。

(C)テレビ東京