テレビ東京系バラエティ番組『家、ついて行ってイイですか? 4時間半スペシャル』(1月6日放送)が、ギャラクシー賞のテレビ部門1月度月間賞を受賞した。

撮影した上出遼平ディレクター

ミュージシャン・イノマーさんの闘病生活から最期の瞬間まで密着した同番組。同賞では「VTRがすさまじかった。このVTRを撮影したのは番組とは無関係の上出遼平ディレクターだが、番組が葬儀の日のパートナーに密着したことをきっかけに放送。そのフレキシブルな英断が光る。『命を使い切って死んだ』というパートナーの言葉どおりの死に様を余すところなく映し切っていた」と講評した。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。1月度はほかにも、『岸辺露伴は動かない』(20年12月28~30日放送、NHK)、『ETV特集「エリザベス この世界に愛を」』(1月23日放送、NHK)、『逆転人生「貧困の連鎖を断て! 西成高校の挑戦」』(1月25日放送、NHK)が受賞した。