JR貨物と福山通運は17日、安治川口駅(大阪市此花区)から盛岡貨物ターミナル駅(岩手県盛岡市)までの区間で、積合せ貨物を輸送する専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」を3月23日から運転開始すると発表した。「福山レールエクスプレス号」の運転は4往復目になるという。

  • 安治川口~盛岡貨物ターミナル間で3月23日から「福山レールエクスプレス号」が運転開始

専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」は、近年の労働環境の変化によるトラックドライバー不足への対応、労働時間等の労務問題への対応、鉄道へのモーダルシフトによるカーボンニュートラルの達成、地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減への積極的取組み(この列車によるCO2排出削減量は年間1万3,153トン)として運転される。

3月23日から運転開始する列車の時刻は、安治川口駅22時8分発・盛岡貨物ターミナル駅14時33分着、盛岡貨物ターミナル駅19時8分発・安治川口駅16時0分着。20両編成で、1列車あたりの輸送量は31ftコンテナ40個(往復80個)とされている。