ネクストレベルが運営する「マッチングアプリ大学」は2月4日、30代女性を対象とした「結婚の決め手」に関する調査の結果を発表した。調査期間は20201年1月5~19日、有効回答は178人(婚姻中99人、離婚経験者79人)。

離婚経験者、「自分を大切にしてくれる」が低い傾向に

初婚で結婚した相手と継続して結婚している女性(以下、既婚者)の結婚年齢を調べると、平均26.9歳で、最も多いのは25歳(24.2%)だった。一方、離婚を経験した女性が離婚相手と結婚した年齢は平均26.2歳で既婚者とほぼ同じだったが、20歳以下で結婚した人が10%(既婚者1%)と、比較的若い年齢で結婚した人が多いことがわかった。

次に結婚相手を選んだ「決め手」について、既婚者と離婚経験者で比較したところ、既婚者の1位「自分を大切にしてくれる」については、既婚者では54.5%を占めたのに対し、離婚経験者では19.0%にとどまった。また、既婚者の同率1位「優しい・穏やか」については、離婚経験者でも1位となったが、数値は32.9%に落ち込んだ。同調査では「離婚という経験から、元夫への印象が変わってしまったことが低い数字に表れているのかも知れません」と分析している。

  • 結婚の決め手

既婚者の3位「一緒にいて楽しい」、4位「真面目」、5位「価値観が合う」、6位「浮気しなさそう」については、それぞれ40%以上の数値となったのに対し、離婚経験者とはいずれも20ポイント以上の差がみられた。また、既婚者では総じて20%以上だったものの、離婚経験者では10%に満たなかったのは、「他人への気遣い」「責任感がある」「子どもが好き」「金銭感覚が合う」の4項目だった。

一方、既婚者より離婚経験者の数値が高かったのは「顔が好み」のみで、離婚経験者22.8%、既婚者19.2%。回答者からは「顔が好みで、この人と一緒にいたいと思い、妊娠したのもあり結婚しました。若気の至りです(笑)」(愛媛県/39歳/19歳で結婚)とのコメントが寄せられた。