劇団EXILEの町田啓太が、テレビ東京とアムタスの電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」が共同で開催する、漫画化とドラマ化を同時に実現する作品を選ぶコンテスト「僕を主人公にした漫画を描いてください! それをさらにドラマ化もしちゃいます!!」で主演を務めることが1日、明らかになった。

町田啓太

町田啓太

同コンテストの最大の特徴は、主演俳優がコンテストの審査に加わる点。ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京)をはじめ数多くの作品で活躍中の町田が今回主演となった。コンテストの過程や、大賞作品を漫画化、ドラマ化していく様子は密着ロケによりドキュメンタリー番組としてテレビ東京で放送する。

コンテストは事前に選抜された6組の漫画家によって繰り広げられる。2次選考に残った3作品から1作品が大賞に選ばれ、漫画化&ドラマ化と賞金100万円が贈られる。他の2作品には優秀賞として「めちゃコミック」での連載と賞金50万円が贈られる。

また、6組の漫画家には担当の編集者がつき、2次選考に残らなかった場合でも、本人の希望があれば「めちゃコミック」での連載に向けチャレンジが可能となっている。漫画家募集は2021年2月1日〜3月5日23時59分まで。コンテストは5月1日〜8月31日に行われ、発表は2021年9月、「めちゃコミック」連載開始&ドラマ放送は2022年1月を予定している。追加審査員は後日発表となる。

町田啓太 コメント

幼少の頃から数多くの漫画に素敵な刺激をもらったり影響を受けている身としては、今回の企画を聞いた瞬間からずっと心が踊りっぱなしです。
まさか僕を主人公に漫画を描いてもらえるかもしれないなんて夢のようです。
それと実は、いつか作品の企画や制作段階から携われたらと常々思っていたので、今回参加できるこの挑戦的で新たな企画が本当に魅力たっぷりで、自分自身の希望が叶う機会を頂けたことに感激しています。
僕は漫画を読んだときに何か「希望」の見える事柄に心動かされたり素敵だなと感じることが多いです。この機会に、みなさんご自身が大事にされていたり、大切だと思う希望への寄り添い方等も知れたら嬉しいなと思っています。
みなさんが僕に対してどんな視点から、どんな物語を創造してくださるのか、そして新たな一歩を一緒に歩み出せることを心から楽しみにさせて頂きます。

太田勇プロデューサー(テレビ東京) コメント

自分は元々バラエティー番組出身で「企画は0から考える」と教わってきました。なのでドラマを作る部署に来て「ドラマになりそうな面白そうな原作漫画を探そう」と言われた時に違和感を覚えました。その時に、どうせならドラマの原作となる漫画から自分で作って、それをドラマ化したいと思いました。俳優さんも漫画好きな人が多いので、「自分が主人公の漫画を描いてもらえる」となったら喜んでもらえるし、楽しんで演じてもらえるのでは?と思い、今の形になり、部長に相談し、「めちゃコミ」さんに提案したところ「面白いですね!」と言っていただけて、この企画が成立しました。
一方、漫画が失敗したらドラマも失敗するというリスクの大きい企画でもあります。このチャレンジングな企画を面白がってくださった町田啓太さんと一緒に、最高の漫画とドラマを作りたいと思います。
自分が読みたい漫画は、ジャンルは問わず、とにかく主人公が魅力的なキャラクターであってほしいです。

山内稔(アムタス/めちゃコミックオリジナル編集長) コメント

町田啓太さんという人気と実力を兼ね備えた俳優さんを主演に迎え、テレビ東京さんと画期的なチャレンジを展開できることにワクワクしています。ドラマ化前提での漫画コンテストは、漫画家にとってものすごいチャンスではありますが、一方で、プレッシャーは大きくなると思います。テレビ東京、太田プロデューサーのお力をお借りしつつ、ご応募いただく皆様の不安を解消しサポートしていきたいと思っております。不器用でも漫画家の強い思いや拘りの詰まった作品には光るものがあります。町田啓太さんに演じて頂ける魅力的なキャラクターをベースにご自身が思い描く魅力的なストーリーのご提案を頂けること、楽しみにしています。皆様のご応募を心待ちにしています。