パーソルキャリアは1月27日、「副業」に関する調査の結果を発表した。調査は202年11月、一都三県に住む20~50代の会社勤めの男女400名(年収1,000万円以上:200名、年収300万円~600万円未満:200名)を対象にインターネットで行われた。

  • どのような副業をしていますか・していましたか?

    どのような副業をしていますか・していましたか?

はじめに、副業の経験について調査したところ、副業経験者の割合は、1,000万円プレイヤー(年収1,000万円以上)で23.0%、平均年収層(年収300万円~600万円未満)が28.5%と、年収に関係なく、いずれも3割以下であることがわかった。

どんな副業をしているのかを聞くと、1,000万円プレイヤーは「投資」(28.3%)、「企画・マーケティング」(19.6%)、「経営顧問・コンサルティング」(17.4%)、「IT技術関連」(15.2%)が上位に。一方、平均年収層は「接客・販売」(22.8%)が最も多く、次いで「ネットオークション・フリマ販売」「アンケート・ポイントサイト」(ともに19.3%) )など、手軽にできるものが上位を占めた。

副業の理由については、両者ともに「もっと収入を得るため」が断トツに多かったものの、2位以下をみると、1,000万円プレイヤーは、自身の市場価値を向上させる目的が多かったのに対し、平均年収層の次点は「収入が不足しているため」だった。

  • 副業の月収はいくらくらいですか?

    副業の月収はいくらくらいですか?

次に、副業経験者に副業の月収について質問したところ、1,000万円プレイヤーは「20万円以上」が30.4%いたのに対し、平均年収層はわずか3.6%にとどまる結果に。また、100万円以上の割合は、1,000万円プレイヤーが4.3%、平均年収層は0%だった。