リクルートは9月16日、「SUUMO住み続けたい街ランキング2026 愛知県版」を発表した。調査は2026年2月26日~3月10日および3月19日~3月26日、愛知県内在住の20歳以上の男女37,584人を対象にインターネットで行われた。

住み続けたい街(駅)1位は「森下」

  • [愛知県]住み続けたい街(駅)ランキング

    [愛知県]住み続けたい街(駅)ランキング

「住み続けたい街(駅)ランキング」の1位は、名鉄瀬戸線の森下となった。前回の2024年調査では5位だったが、順位を上げて初の1位を獲得した。また、14位には同じ名鉄瀬戸線の尼ケ坂がランクインしている。

森下は「寺社・仏閣など歴史情緒を感じられる場所がある」「コストパフォーマンスがよい飲食店や個人商店がある」「魅力的な商店街がある」などが高く評価された。名所・徳川園の存在や、大曽根商店街連合会による多彩な住民向けイベントが背景にある。2023年には、商店街再生の取り組みによって空きビルをリノベーションした複合施設「つどいタウン」が誕生した。交通利便や買い物環境の良さは「住み続ける」点で重要だが、加えて、住民の大切な場所や文化といった街の魅力を守りながら進化を続け、新旧住民がその変化を心地よく受け入れていることもポイントといえそうだ。

2位の東田坂上(豊橋鉄道東田本線)と10位の杁ヶ池公園(リニモ)以外の18駅は、すべて名古屋市内の駅となった。

3位の荒畑(地下鉄鶴舞線)は前回の14位から、4位の池下(地下鉄東山線)は前回の28位から、それぞれ順位を大きく上げた。さらに20位の浅間町(地下鉄鶴舞線)は前回の158位から急上昇してTOP20入りを果たした。

5位の桜山、8位の御器所、9位の車道、12位の瑞穂区役所、16位の高岳、18位の吹上、19位の瑞穂運動場西、また、17位の丸の内も地下鉄桜通線が通っており、地下鉄桜通線の駅がTOP20に合計8駅ランクインし、圧倒的な支持を集めた。

このほか、8位の御器所(地下鉄桜通線・鶴舞線)や6位のいりなか(地下鉄鶴舞線)など、昭和区周辺の文教地区や利便性の高いエリアが上位に入った。また、7位の覚王山(地下鉄東山線)は前回1位から順位を落としたものの、依然としてTOP10内を維持し、高い住民評価を得ている。

  • 住み続けたい街(駅)ランキング TOP20

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子育てしやすい街(駅)は川名が1位

「子育てしやすい街(駅)ランキング」1位は川名、2位はいりなかとなったほか、荒畑、浄心、平針が鶴舞線の駅、また、桜通線の御器所、東山線の伏見は鶴舞線の駅でもあるため、鶴舞線からTOP20に合計7駅がランクインした。

3位の瑞穂運動場西の近くの「パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂公園陸上競技場)」は、2026年に開催される愛知・名古屋アジア競技大会のメイン会場で、全席屋根付きの約3万席の競技場として整備された。公園の隣には「瑞穂図書館」や「瑞穂文化小劇場」もあり、公共施設が充実している。

4位の総合リハビリセンターと5位の八事日赤は地下鉄名城線の駅で、「教育環境が充実している」、「防犯対策がしっかりしており治安が良い」の値が高い。周辺には、閑静な住宅街や病院、大学が近接しており、安心の住環境が整っている。

7位の北安城と14位の三河安城は共に安城市内の駅で、「魅力的な図書館施設がある」点で高評価を獲得している。子どもの医療費、第2子以降の保育料、小中学校の給食費の3つの無償化など、市として行政の医療費助成や子育て支援が手厚い。

8位の三好ケ丘(みよし市)は、「魅力的な子育てに関する自治体サービスが充実している」や「子育て環境が充実している」が高いエリア。近年は大規模戸建て分譲地の開発などで、同年代のファミリー層が集まりやすい環境づくりが進んでいる。

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子育てしやすい街(自治体)は名古屋市昭和区が1位

「子育てしやすい街(自治体)ランキング」の1位は、名古屋市昭和区となった。

3位のみよし市は、「魅力的な子育てに関する自治体サービスが充実している」で高い評価を得ている。小中学校の給食費無償化のほか、幼稚園や認定こども園についても保育園の給食費相当額の負担軽減が図られていたり、出生から高校生世代までの医療費の自己負担分が無料のほか、大学生世代まで入院費が助成されていたりと、市独自のサポートが手厚く、ファミリー層が安心して定住しやすい環境が整っている。

4位の名古屋市東区は「防犯対策がしっかりしており治安が良い」や「教育環境が充実している」で高評価を得ており、名古屋市中心部の近くに位置しつつも落ち着いた住環境が魅力。「水の宇宙船」と呼ばれる、空中に浮かぶガラスの大屋根がシンボルの複合施設「オアシス21」や「愛知芸術文化センター」など文化芸術に触れられる施設が多く 、感性を育む子育てが可能なエリアである。

6位の安城市は「魅力的な図書館施設がある」の値が66.22と高い。PFI(民間の資金やノウハウを活用して公共施設の整備や運営を行う官民連携の手法)を活用して整備された中心市街地拠点施設「アンフォーレ」には図書情報館があり、読み聞かせなどのイベントが行われているほか、スタッフが子どもに構ってくれる、子育ての相談に乗ってくれるなど評判がよい。

  • 子育てしやすい街(自治体)ランキング TOP20

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美味しい街(駅)は名古屋市中区の駅が上位に

「美味しい街(駅)ランキング」の1位は伏見、2位は上前津、3位は大須観音、4位は丸の内となり、名古屋市中区の駅が上位を占めた。

5位の国際センターは「地域の食文化を楽しめる」が全駅のなかで最も高い値となった。国際センターには外国人が多く訪れることから、周辺には国際色豊かな外国料理のお店が多い。タイ料理や韓国料理、エスニック料理店など多様な食を楽しめる。

6位の矢場町は、「雰囲気やセンスのいい、飲食店や個人商店がある」の値が高い。大型商業施設があるほか、路地裏には最新トレンドを押さえたおしゃれなカフェが点在し、食の流行発信地として若者を中心に賑わっている。

7位には東別院がランクインした。東別院の境内で定期的に開催される大規模なマルシェ「暮らしの朝市」が有名で、こだわりのフードから手作りスイーツまで多彩な食文化に触れられる。

19位にランクインした名鉄瀬戸線の清水は、「水が綺麗で美味しい」の値が高いのが特徴。江戸時代の名古屋を記録した「尾張名陽図会」には、七尾神社の崖下に亀尾の清水という名古屋の三名水のひとつに数えられた湧水があり、清水の地名の由来となったといわれている。高架下を活用した商業施設「SAKUMACHI商店街」にはカフェやスイーツ店などが並び、散策しながらグルメを楽しめるスポットとして人気を集めている。

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