菅田将暉と有村架純がW主演を務める、映画『花束みたいな恋をした』(2021年1月29日公開)の本編映像が25日に公開された。

  • 左から菅田将暉、有村架純

    左から菅田将暉、有村架純

同作は脚本家・坂元裕二が書き下ろした初のオリジナル恋愛映画。東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)は、好きな音楽や映画がほとんど同じであっという間に恋に落ち、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。拾った猫に2人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店しても『スマスマ』が最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に2人は就職活動を続けるが……。

今回解禁となったのは、恋人同士の山音麦と八谷絹が2人だけの新生活を始め、幸せな毎日を送るシーン。京王線調布駅から徒歩30分と少し立地が悪いながらも、ベランダから多摩川の景色が広がる部屋で同棲を始めた2人が、近所のパン屋さんで買った焼きそばパンを頬張りながら川沿いを散歩をしたりと、何気ない日々の記録がモノローグにより展開されていく。

イラストレーターを目指す麦はWEBサイトでイラストを描くアルバイトを、絹はアイスクリーム店でのアルバイトをそれぞれ始め、「バイト終わりには駅前で待ち合わせして、2人で歩いた」「徒歩30分の帰り道が、何よりも大切になった」と、コーヒー片手に他愛もない話をしながら歩く日常の尊さが描かれている。