JR九州は15日、「令和2年7月豪雨」で被災し、豊後森駅~庄内駅間で不通となっている久大本線の運転再開日が決まったと発表した。

  • 第二野上川橋りょう(豊後中村~野矢間)の被災直後

  • 第二野上川橋りょうの現在の状況

  • 南由布~湯平間の築堤崩壊箇所の被災直後

  • 南由布~湯平間の築堤崩壊箇所。現在の状況

「令和2年7月豪雨」の影響により、久大本線は豊後中村~野矢間の第二野上川橋りょうが流失したほか、橋脚の傾斜、トンネル・線路への土砂流入、盛土流出など計145件の被害が確認された。現在は豊後森~庄内間で列車の運転を見合わせ、バス代行輸送を実施している。

不通となっている区間のうち、先行して由布院~庄内間(15.4km)が2月13日の始発列車から運転を再開。続いて豊後森~由布院間(25.9km)が3月1日の始発列車から運転を再開し、これにより久大本線は久留米~大分間の全線で運転再開となる。運転計画は現在計画中とされ、改めて告知される。