JR九州は24日、「令和2年7月豪雨」の影響で列車の運転を見合わせている久大本線の豊後森~向之原間のうち、庄内~向之原間(13.2km)に関して、復旧工事が順調に進み、8月29日の始発列車から列車の運転を再開すると発表した。

  • 久大本線の普通列車

庄内~向之原間が運転再開する8月29日以降の久大本線の運行計画も発表された。運転再開する区間も含む庄内~大分間では、車両運用の都合により、列車の運休や両数を減らしての運転が行われる。

引き続き運転見合わせとなる豊後森~庄内間は、豪雨の影響で橋りょうの流失や複数箇所での土砂流入・流出等が発生している。8月29日以降、代行バス区間の変更に伴う時刻等の変更が予定されており、あわせて庄内駅の停車場所を庄内駅前ロータリーに変更。なお、豊後森~由布院間・由布院~庄内間で運行する代行バス相互間は接続しない(両区間を直通運転する代行バスは除く)とのこと。

久大本線の久留米~日田間は通常通り運転。日田~豊後森間は車両運用の都合により、運休や時刻変更が発生するほか、両数を減らしての運転が行われる。列車の運行状況や道路状況により遅れが発生し、列車と代行バスの乗換えができない場合もある。