今年で8目となる「全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」がオンラインで開催され、リズムダンス日本一のチームが26日に決定した。また、女優の土屋太鳳が子供たちにスペシャルメッセージを寄せた。

  • 土屋太鳳

「全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」は、2012年度より全国の小・中学校で必修となったダンスの授業“現代的なリズムダンス”をクラス単位で発表するもの。今年も全国の小・中学生がクラス単位でエントリーし、一丸となって日本一を目指した。

コロナ禍の今年は、予選、全国大会ともに映像審査で実施。見事、入賞をはたしたチームが26日にTBS特設スタジオにて発表され、その模様がTBS FREEにて生配信された。

MCは、YouTubeチャンネル登録者数310万人を誇る音楽ユニット・スカイピースと、皆川玲奈TBSアナウンサーが担当。スカイピースが、今大会の規定曲である彼らの楽曲「青青ソラシドリーム」の“リズムダンス特別バージョン”を披露した。

さらに、ダンスに真摯に取り組んできたことでも知られる女優の土屋太鳳からも、子供たちにスペシャルメッセージが寄せられ、大会を盛り上げた。

土屋は「私は、子供の頃からダンスが本当に好きでした。そして、練習もたくさんしていました。くやしいことも落ち込むこともありましたが、ダンスに救われてきました。ダンスで自分自身と向き合うことができますし、仲間や見てくださっている方と心をつなげることもできます。ダンスで心をつなげた方々が、今でも私を支えてくれています。2020年は、コロナのために本当に大変なことがたくさんありました。その中でも、みなさんのダンスを見て、情熱や努力を感じ、感動しました。すばらしい感動をありがとうございます。新しい時代の中でも、人はダンスを必要とすると思います。未来をぜひ、みなさんのダンスで切り開いていってください」と語った。

また、小学生部門では、東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣の橋本聖子氏、参議院議員で前文部科学副大臣の上野通子氏が開会の挨拶に登場。さらに、東京都知事の小池百合子氏はビデオメッセージでコロナ禍という厳しい状況に負けず練習を積んだ子どもたちを称えた。

小学生部門の規定曲部門は、宮崎県西都市立銀上小学校3・4・6年「銀鏡ナインフィーバー」が優勝にあたる文部科学大臣賞を受賞。見事、日本一に輝いた。2位は富山県富山市立八幡小学校6年生「NGU八幡6年オールスターズ」、3位は香川県の香川大学教育学部附属高松小学校4年緑組「グリーンアップル」。今年新設された自由振付曲部門では、大阪府寝屋川市立楠根小学校5年1・2組・6年1組「寝屋川市立楠根小学校楠根っ子ダンサーズ☆」が文部科学大臣賞を受賞。2位は富山県富山市立八幡小学校5年1組「八幡 DREAM13」、3位は岡山県の岡山大学教育学部附属小学校4年生「Happy smile パプリーズ」だった。

中学生部門では、大会名誉実行委員長の高村正彦氏、衆議院議員で文部科学副大臣の高橋ひなこ氏が挨拶。そして、中学生部門の規定曲部門は、長崎県平戸市立大島中学校全校生徒「Team 大島22」が優勝にあたる文部科学大臣賞を受賞し、日本一となった。2位は大阪府寝屋川市立第十中学校2年4組「10中2年4組」、3位は岐阜県関市立板取川中学校2年1組「板取川スピリッツ」。自由振付曲部門では、三重県津市立東橋内中学校2年A・B組「Let's shine 東中!」が文部科学大臣賞を受賞。2位は栃木県佐野市立あそ野学園義務教育学校8年1組「#Best Comrades」、3位は福島県の私立桜の聖母学院中学校3年1組「AlwaysSmile」だった。

この模様は、TBS FREEで3月31日までアーカイブ配信される。また、TBSでは2021年1月2日5時より『クラスで目指せ!ダンス日本一 第8回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール』を放送。コロナ禍の中、対策・工夫をしながらダンスに取り組んだ子どもたちのひたむきな姿や、スカイピースと各学校のリーダーたちがオンラインで楽しく語り合う「リーダーサミット」の心温まる交流などを届ける(※一部地域を除く)。

(C)TBS