俳優の山崎賢人と女優の土屋太鳳が7日、東京・渋谷のMIYASHITA PARKで開催されたNetflixオリジナルシリーズ『今際の国のアリス』(12月10日配信)のプレミアイベントに登場し、得意なジャンルについて話した。

土屋太鳳

4度目の共演となる山崎と土屋がW主演を務めた本作は、麻生羽呂氏による同名コミックを実写化した作品。人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリス(山崎)と、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギ(土屋)が、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な現実に挑む姿を描く。

劇中でアリスとウサギは、知能型、肉体型、バランス型、心理型の“げぇむ”に挑むが、この4つの中で得意なジャンルを聞かれた土屋は、「迷わず肉体系ですね」と即答。「ほかのゲームだったら、その瞬間に号泣すると思います。でも、あきらめない性格なので最後まで踏ん張ると思います」と話した。

山崎は「僕はかろうじて肉体型ですかね。バランス型もいいなと思うんですけど、仲間がいなかった死んじゃうと思うので、肉体型かなと。動くの好きなので、ギリ」と回答。すると土屋が「でも、走るの速いですからね」と声をかけた。

「迷わず肉体系」と答えた土屋は、本作について「この作品のアクションはものすごく壮大で、CGもすごいので、みなさんにどういう風に見ていただけるのかドキドキしています」とアクションを見どころとしてアピール。「実際に一晩中、走って逃げて飛んで、というのをリアルにしていて、私たちも本気でやっているので、本物になっているのではないかなと思っています」と体を張った撮影を振り返った。

イベントには、村上虹郎、町田啓太、三吉彩花、桜田通、朝比奈彩、栁俊太郎、吉田美月喜、金子ノブアキ、青柳翔、仲里依紗、佐藤信介監督も登場。本作の重要なカギを握るトランプをモチーフにしたクリスマスツリーの点灯式も行われ、山崎と土屋がスイッチを押すと輝きを放った。