1979年創刊のミステリーマガジン『ムー』(ワン・パブリッシング)が、15日からSpotifyでオリジナルポッドキャスト番組『ムー公式 超日常ポッドキャスト』を配信スタートする。

『ムー公式 超日常ポッドキャスト』

Spotifyでは、テキストやビジュアルでは伝えられないストーリーやコンテンツ体験を音声を通じて提供するシリーズ「#聴くマガジン」を開始。『ムー』のほか、アートの最前線を紹介する『美術手帖』(『instocial by 美術手帖』)、トラベルカルチャーマガジン『TRANSIT』(TRANSIT VOICE ~旅するポッドキャスト~)が本企画に参加する。

『ムー公式 超日常ポッドキャスト』では、日常の中に現れる「あやしいこと」「不思議なこと」をテーマに、編集部のムーやんと雛形羽衣が専門家を直撃。本誌には書けない調査研究中の話題も届ける。今後は「アメリカ大統領選挙と陰謀」「イルミナティカードに隠された新世界秩序構想」「そもそも占いで何がわかるのか?」「ネット都市伝説を解体してみたら」「パワースポットはどこにある?」などを予定している。

配信番組について、同誌編集部の望月哲史氏は「2019年の創刊40周年を機にコンテンツの多メディア化に乗りだす中で、公式番組として音声メディア制作のサポートを受けられることに安心して参加しました」と経緯を説明。裏テーマとして「超常現象や怪談、占いなど各ジャンルの専門家に自由に語ってもらう“公開打ち合わせ”」を挙げ、「ロジカルな誌面の行間に消えてしまうニュアンスや『実はこれも入れたかった』部分を聞いてほしいです」と番組に込めた思いを伝える。

そして、「誌名やイメージは知られているので、改めてムーのコンテンツを知るきっかけとなるメディアとなることを期待しています」と語り、「既存読者には特集記事の裏情報として楽しんでもらいたいです」と呼び掛けている。

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