大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は10日、地下鉄・ニュートラムで大みそかから元旦にかけて実施予定だった終夜運転を中止すると発表した。北大阪急行電鉄も昨今の社会情勢に鑑み、終夜運転を中止すると発表している。

  • 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)と北大阪急行電鉄が大みそかの終夜運転を中止すると発表

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は当初、地下鉄の全8路線(御堂筋線、谷町線、四つ橋線、中央線、千日前線、堺筋線、長堀鶴見緑地線、今里筋線)で約30分間隔、ニュートラムで約20分間隔の終夜運転を行うと発表していた。

しかし、大阪府下における新型コロナウイルス感染症の拡大による医療のひっ迫などの状況に鑑み、大みそかから元旦にかけての終夜運転は中止に。御堂筋線と相互直通運転を行う北大阪急行電鉄も、終夜運転を中止し、延長運転も実施しないと発表した。なお、年末年始の運行ダイヤに関して、両社とも予定通り、12月30日から1月3日まで土曜・休日ダイヤで運行する。