俳優の伊勢谷友介被告が1日、自身が代表を務める「リバースプロジェクト」の公式サイトに謝罪文を掲載した。

伊勢谷友介被告

冒頭で「この度は、私、伊勢谷友介の身勝手な行動により、関係各所の皆様に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、心から深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪した。

今後の活動について「伊勢谷友介と株式会社リバースプロジェクトにつきましては、信頼回復を最優先と考え、活動を自粛いたします」としたうえで、「株式会社リバースプロジェクトの掲げてきた理念や志は、株式会社リバースプロジェクトストア及び一般社団法人リバースプロジェクトが引き継ぎ、活動を継続・推進してまいります」と発表。

さらに、環境に配慮した雇用制服の導入を推進していくプロジェクト「全日本制服委員会」については「同様に理念や志を引き継いでもらうべく、これまで当該を推進してきたメンバーに事業譲渡いたしました」と説明。

「本事件と各組織は一切関係がありませんこと、ご理解いただけますよう伏してお願い申し上げます。またそれぞれの事業内容にも是非ともご理解いただき、ご厚情を賜りますようお願い申し上げます」と理解を求め、「改めまして、関係各所の皆様へ多大なるご迷惑をおかけしておりますことを、心からお詫び申し上げます」と結んでいる。

伊勢谷被告は今年9月、大麻取締法違反容疑(所持)で逮捕。1日の初公判では起訴内容を認め、即日結審した。検察側は懲役1年を求刑。判決は22日に下される。

リバースプロジェクトは、「人類が未来の地球に生き残るために」という基本理念のもと、伊勢谷被告が2009年に設立。衣・食・住のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野における社会貢献活動などをおこなっていた。